<<prev カラメルのコラムを開始
August 07, 2006
正論で突っ込まれると、僕が全部悪いんですごめんなさいという文章であることを予め書いておきます。
エンジニアって、何かを実現するときに、すごく最適化して実装するんですね。
例えばデータベースも当初の要件を前提に最適化して考えるんですね。
ところが、機能ってのは後から変わっていくものなんですよ、というか、どんどん変えていきたいものなんですよ。
そうすると現状のデータ構造では沢山joinしていかないと対応できないことって出てきます。
こういうのをやりましょうというと、僕の経験ではかなりの確率で、「今のデータ構造ではできません」ということになります。
こういうのは頑張って説得しなければいけないんですが、その目的の成功率に不確定性がある場合は(要するにやってみなけりゃわからないと思っていて、数値目標が置けない)、単純な理屈では説得しにくい。(僕が、ここの交渉がマズイのはわかっています)
なんというか、それそのものが自己満足とか言われるとそれまでと言いますか。いずれにせよ個人の価値観の違いに落ちてコンフリクトを起こしてしまうと、トップダウン的にしないと結局、何も動けなくなってしまうわけです。
・・・DB最適化の話はあくまで一つの例え話なんですけど、
このblog、liveddor readerのランキングでも300位ぐらいでしたか。もはや結構な方々に読まれているblogでこんな弱気を晒すのはすごい恥ずかしいんですけど、結構、こういうところをどうやってうまくやっていくか?に悩んでいたりします。
全部僕一人でソースコードいじっていいなら、さくさくっと今すぐはじめちゃうんですけど。(まーそれも管理的にアレなのかもしれませんが。)
お客さんと対話してニーズを教えてもらってプライオリティをつけていくのが一番いいのかも知れませんね。それはそれで別の軸でやらなきゃいけないことだと思っていて、それだけだと新しいもののチャレンジはできないのと、お客さんが言ったからってのは、真理としてただの理由付けにしか過ぎないと思うので、ベンチャーで何故そんなことをしなきゃいけないのかと思う部分もなくはないです。
こういうのってどうしてるもんなのかなぁ。
うまい具合に話を進めるなり、いやいや、お前が悪い!と納得できるなり、何か良い情報ありませんかね?
-------------
##最近、きっと僕は一生何かに悩み続け、どんなところにいても人との疎外感を抱きながら生き続けるんだろうなぁというところにたどり着いたので、僕を知っている人は、あまり心配しないでください。
<<prev カラメルのコラムを開始