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September 08, 2004

翻訳ほど難しい情報デザインはない。
必ずしも言語の翻訳知識がある人が、翻訳後に表現しようとするコンテンツの内容を適切に伝えられる能力を持ち合わせているとは限らないというのが最大のポイント。

特に日本語のような難解な言語がソース言語になっている場合は、なおさらだ。
英語の本の直訳に対して文句をつける人は多いが、英語はシンプルな言語なだけに、まだ意味が通じるだけマシ。もし日本文をそのまま英文に翻訳すると、まともな文章にならないケースの方が多いのではないだろうか。

翻訳コストの最適化とコンテンツの質を考えると、コンテンツを理解できる人が、ソース言語の段階で、どれだけ翻訳後に生きたコンテンツになるか?を計算して文章を書けることがもっとも効率が良いのかもしれない。
何せ翻訳後の文章は、本人が読めない(チェックできない)ことの方が圧倒的に多いのだから。
そして、もしそういう文章作成手法がノウハウとしてあるならば、機械翻訳も役に立つかもしれない。

ロボットが、町工場の職人レベルの高度な物づくりを置換することは100年は無理であろうと思うのと同時に、翻訳作業もまたクオリティ的に機械化は無理だと思っていたが、人間のオーバーヘッドとコストの兼ね合いで、機械翻訳と人手の翻訳は、最終的なコンテンツの効果という考え方で見ると、50歩100歩のクオリティになる可能性はあるのではないかというのが最近の雑感。機械化で楽したければ、適切な情報設計プロセスを経たものだけに得られる特権だと思うので簡単じゃないとは思いますが。

おなじみPassion For The Futureさんのところで、ずっと欲しかったWeb Servicesを発見。
9ヶ国語の文章を無料で相互翻訳するTranslation Engine
日本語を含む9ヶ国語を翻訳してくれるWebサービス。

社内システムで自動翻訳機能をつけたかったので、すごいありがたいと思いつつ、一番、欲しいのは中国語→日本語とか、ドイツ語→日本語なんですが・・・。
その気になれば読めるという意味で、中→英、韓→英があるだけマシかな。

最初はExcite翻訳に無理やりポストしようかとか漠然と思ってただけに、ビジネスメリットが生まれるタイミングが来たときのために機能を評価しておきたい。

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