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Webを中心とした、ビジネス&テクノロジーに関する思いつき
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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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June 14, 2004

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情報デザインって、まるでバレーボールのお見合いでボールが落ちてしまう状況みたいに、みんなの手の間から抜け落ちていませんか?
前から腑に落ちないのがあって、画面UIって、全部デザイナーが考えるものって、誰しもが思ってませんか?
でもサーバーサイドのロジックやビジネスロジックが絡むのに、デザイナー!UI全部考えろって、ぶっちゃけシステム側の眼で見て能力的に無理を感じませんか?(もちろんその逆もしかりでしょう。)

この手の話は、ここで散々書いてますし、レスをいただいた内容や人と話して聞いた内容によると、ちゃんとしたプロデューサーが、この領域のフォローができないのが悪いらしいんです。ある意味、システムもわかる、ユーザビリティも会話できる、デザイナーも説得できる。そういう経験豊かな優秀な人材がいたらという前提で、それは確かにその通りだと思います。
でも、それ以前にお客さんも、身近にいる人も含め、なんでもかんでもUIはデザイナーが考えられるものと言う固定観念があるのを強く感じています。

例えば企画やってる人でパワポで書いた画面仕様書をデザインに出したのに、化粧がほどこされただけで帰ってきた。このデザインってパワポそのまんまじゃん!って、むかついたことありませんか?

この理由ですが、以下の仮説を立ててみました。

「パワポの段階で完成しすぎ。パワポの画面で制約を作りすぎて、デザイナーはその呪縛から逃れられなくなってしまった」

つまり企画の人はデザインしてくれるものと期待して一生懸命資料を作ったが故に、デザイナーは自由度が下がってニッチもサッチもいかなくなってしまったということです。

これは「システムにまつわるものは、デザイナーは理解できない」、「ビジネスロジックもデザイナーは把握していないことが多い」ということで説明できると思います。

UIというのは、何かを視覚的にあらわしたものです。何故、ビジュアル的な見た目にとどまらず、システムロジックやビジネスロジックが視覚的に重要な意味を持って画面にあらわれないと言い切れるのでしょうか?
ワークフローとしてシステム設計や要件定義に関わっていないデザイナーは、そこを自分の範囲外と考えるでしょう。だから企画の人が都合よくデザインしてくれるだろうとデザイナーに甘えても、そこに手を出せないデザイナーは、デザイン面にある制約においても都合よく手を差し伸べてはくれません。
むしろ彼らは、UIをいじりすぎて何がしかのロジックを壊してしまうことを強く恐れます。ここにジレンマがあります。

この解決法で一番簡単なのはパワポの資料が情報デザインとして完成していれば良いのです。あとは軽く装飾すればOkだ!というぐらい、ビジネスロジックに根ざしたレイアウトや基本的な情報配置が完成していれば、こんなにスムーズなワークフローはないでしょう。

・システムやビジネスロジックに基づくUIは情報デザイナー(インフォメーションアーキテクト)が責任を持つ。
・直感的な見た目のデザイン=ビジュアルデザインは、デザイナーが責任を持つ。

優秀なインフォメーションアーキテクトなる職種がちゃんといる組織なら、しごく当たり前なのかもしれません。
ただ、この運用は現実的には非常に難しいと思います。実際にワークフローの線を書いてみるとインフォメーションアーキテクトに対する負荷と要求能力が凄く重くなってしまいますから、それをこなせる人材確保も含めると、ちょっと考えすぎかなぁと思うところもあります。

だから理想は理想なのかもしれませんが、例えばFlashでビジネスロジックとユーザビリティを両立させようと思うなら、この辺の意識を持っておかないと結構厳しいんじゃないかなぁとは思っています。やはりFlashはVBとは違いますからね。VBはWindows FormというUIフレームワークが確立してるますが、Flashは、なんだかんだ言ってオリジナルデザインこそが命です。そこにRIAなる概念はビジネスロジックを両立させようとしてるのですから、インフォメーションアーキテクチャとデザインの適切な融合は不可欠です。

日経バイトで紹介されていた「情報デザイン原論」という本を青山ブックセンターに買いにいったのですが、この「情報デザイン」という分野を探すのは悩みました。一体、どの棚にあるのかがわからないのです。

・社会学、情報工学
・心理学(ユーザビリティやアフォーダンスとやら)
・コンピューター系(システム設計)
・デザイン理論

当てはまるところは、こんな感じに分散されているイメージです。前に買った「デザインのデザイン」と言う本も2~3箇所に分散配置されていました。
結局、どこにも在庫がなかったのでアマゾンで買いましたが、やはり情報デザインというのは分野として、まだ曖昧なところにあって確立してはいないのではないでしょうか?

大学で言うなら、美術系?情報系?社会学系?人間科学系?・・・まさにバレーボールのお見合い状態。真ん中にボール落ちてますよ。どこが専門ですかぁ?

とりあえず一市民が悩んでもこの結論って出なそうだし、いくら僕が頑張っても、社会的コンセンサスも得られなさそうだから、思考停止してしまって、UIは社内的に期待されているところに投げるのが一番楽だなーとも思ってたりもしたりしますが、とりあえず、「情報デザイン原論」読んでみて、面白かったら紹介します。

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