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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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October 01, 2011

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朝テレビを見ていたら、四国のさつま芋を作っている人の映像が流れていた。その人は、自分の作品を、どうだ美味しいだろうと言ってリポーターに食べさせる。その時の笑顔はとても素敵だった。

さつま芋がビジネスになるのは、それを買う人がいるからだ。買う人がいて、商品を流通させて、作る人がいる。

作る人は、作ることに専念することで味や信頼で市場優位性を得てブランド化していき、数多く買ってもらえる。しかし、農家の人が作ることに専念できるのは、食べる人を頂点としたビジネスの流れができているからに他ならない。

突然、さつま芋のニーズが全くなくなってしまえば、いくら頑張って良い物を作っても商売にならない。

最近だと、放射性物質が降ってきたことで、関東地方でさえ、今後の商売がオールリセットされかねない危うい状況。


さて、インターネットのベンチャーの話に当てはめると、多くのベンチャー企業は、これらの商流がないところに新しい世界を作ろうとする。商流が確実に見えていて儲かるなら、実績を積んで大きくなったベンチャー企業が一気に持っていく。それが今のインターネットビジネスの状況だ。

また作り手の視点で、インターネットのサービスに当てはめると、このサツマイモはWebサイトや、スマートフォンのアプリ、ソーシャルアプリということになる。

ただインターネットのサービスの場合は、野菜や果物というイメージというよりは、鵜飼いの構造の方がイメージとしてしっくりくる。

よくホームページの話で、「Webサイトが最大の営業マン」という言葉があるが、鵜飼いで言うなら、Webサイトという「鵜」が自ら働くのがインターネットビジネスの特徴だ。

サービスを作る我々はさながら「鵜飼い」であって、間違っても「鵜」ではない。

(もちろんクラウドソーシングや、そもそもマーケットプレイス的な話で言うと、人が「鵜」の側面もあるのだが、それはその先にある世界として一旦置いておく。)


鵜飼いは鵜飼いの論理で鵜を育て、育てられた鵜は水に潜り魚を取りに行く。

その際に、

1.そもそも、そこに魚がいて、

2.他の鵜に負けずに魚を取れること

・・・が如く「鵜」が働くことで、インターネットの世界に、新しい世界を作って、お金を稼いだり、人を幸福にしたり、新しい出会いを提供することが可能だ。

一般に新しい世界を作れた鵜を「成功したサービス」と呼び、あまりうまくいかなかった鵜を「失敗したサービス」と呼ぶ。

しかし、鵜飼いの仕事は、成功しようが失敗しようが、実はそんなに変わることをやっているわけではない。

もちろん実力差があるからこそ成功するサービスがあると考えれば、何かは違うわけだが、作業として見た時に、最低限やらなくてはならない作業の量は、大きく変わらず存在する。

つまり、鵜飼いの人は、同じような手間をかけて、鵜がうまく魚を取ってくれることを期待して鵜を育てるが、成功するにせよ失敗するにせよ、直接的な成功要因は、あくまでも鵜が頑張ったのであって、鵜飼いが頑張ってるからではない。

ゲームの人であれば、この辺はよくわかってるらしく、自分たちがやっている仕事が、ある種のギャンブルであることをよく知っていて、腹の据わり方が一味違う。ソーシャルゲームであれば、いかに数打って一本当てるかと言う話になるだろうし。

技術やノウハウ等の作業の時間売りであれば、売り上げは作業量に対して支払われるので、やったらやっただけで評価されて良い世界だろう。しかし、公共事業でもなければ、そこで作られるものはおおよそ自由競争の中で、鵜として何かで勝負をするものであって、それが「投資」という言葉で語られる。ソフトウエアや設備に投資を行い、時間が経っていけば、相応に純資産が積み上がっていくハズだ。

その投資から得られるリターンは?!

「投資」の考え方は、全体で言うと100個投資して1個か当たれば良いという世界だ。つまり、投資する側からすると99個は失敗しても仕方ないと思っているし、それが現実だ。

しかし成功を祈っている100個のプレーヤーの側の視点としてはどうあるべきなんだ。

負ければ、それまでの作業は無価値になる。

勝って初めて価値を持つ。数字だけの純資産なんてクソ食らえだ。


まだ僕自身はその勝負に対して、腹を据えて、勝つ方法を知ってるほど経験があるわけではない。とにかくヒットが打ち続けられる発想力、実力、組織を作ることを考えるので精いっぱいだ。

そして同時に、二本目のヒットが難しいということも知っている。

ただし僕等がやっている仕事は鵜飼いであって、鵜ではない、ということだけは常に意識していきたい。鵜飼いは鵜飼いとして難しさがあるが、とにかく勝てる鵜を作ることに専念する。


昨年の9/1にマインドスコープが設立されて一期目が終わりました。今日から二期目です。

決算期の都合で、僕の起業経験としては次が三期目になります。ようやく少しずついろんなことが見えてきました。でもまだまだほんのちょっとです。今後とも皆様よろしくご指導ご鞭撻のほど、お願いいたします。m(__)m

p.s.数年後に、こいつ青いことを書いてるなぁとblogを見返せる日が来ることを祈って。

p.s2. 調教師と馬の関係でも良かったかな。

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