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December 10, 2006

この記事に対する反論などなど結構、盛り上がってますね。

5分で人を育てる技術 (5)言うことを聞かない“自信過剰な部下”

僕の第一印象は、この意見に反対する以前に、そうはうまくいかないだろうな、という印象。

他のblogなどでも言われていましたが、「坂本君」が、本当に自信家で、かつポテンシャルが高ければ転職していくでしょうね。
ネット業界などの転職しやすい業界であれば。

でもそうでなくて、お互いが会社や地域に対する依存度が高いのであれば、ひょっとしたら、こういうのは有効なのかもしれませんね。

この記事の坂本君は、IT業界のような職人肌タイプとは違うんじゃないかと思います。この記事で言われている結論が成り立つような坂本君のタイプは、自分の意見には全然自信がないんだけど、否定されるのを極端に怖がるが故に、達者な屁理屈などで自分を防御するタイプなんじゃないですかね。

反論すればするほど逆切れするタイプというのは、反論に対する逆起電力が大きすぎるということですが、その動機を分析するべきです。

この話ではマネジメントの側の話というよりは、僕の視点としては、こちらの記事の以下のフレーズに興味を持ちました。

優秀な人材に変身するキッカケに出会うか、未熟なまま老いていくか

なぜ、坂本君は、wiseになれないのかというと、
第一に、誰でも正しいことをするべきだ、ということを主張するだけで、物事を動かせると思っている。
第二に、上司や会社に甘えている。

とくに、この一点めが、intelligentな人たちの、根深い病なのだ。
「誰でも正しいことをすべきだ」ということと、「それを実際にどう実現していくか」ということは、全く別のことなのだ。


良い大人なのだから、性格改造などはできない。
坂本君のような性格で、もしその職場との方向性が合わないとしたら、周りがどんどん引いていくことになるだろう。

そういう彼に対して、真剣に何かを伝えようとする人がいても、坂本君はそういう人の意見を聞くことはないだろうし、そういう人でなければ、段々、坂本君を敬遠するようになる。

どっちにしろ、人の言うことに対して、自分から歩み寄りができないのであれば、誰がいようがいまいが同じ結果になる。

「上司:芦屋氏」から何かを知るきっかけとして、「お前、嫌な言い方だな」などという不満を坂本君に表明できていることである。多分、そういうことすら言われないケースの方が多いと思う。オトナだからね。

この不満の空気を坂本君自身が拾い上げ、その意見の検証をし、自分の何かにフィードバックできるか、自分は間違っていないと、全く疑いを持たないままでいるかが、坂本君の分岐点のような気がする。

いずれにせよ、変わる必要があるのであれば、人は自分で答えを見つけて、変わっていくしか手がない。

もし上司や先輩ができることは、その環境で取りうる最良と思われる道を提示することだけではないだろうか。

それを選択するか否かは本人である。

ところで元記事ですが、「上司・芦屋氏」の考えが絶対正しいという地点に立っているのが、結構気になりました。もし芦屋氏の意見がベストだと思うのならば、坂本君が自分は部下なので変えますよという話が出たところで、資料の内容を変えてもらえればいいんじゃないかと思いました。

「業務の教育」とは、そういうことを実施してみて、成功するか否かを身をもって体験させるってことなんじゃないでしょうか?(もしくは坂本君のやりたいようにやらせてみて、失敗するのを実体験させてみるとか。それで成功したらめっけもんですし。)

顧客への資料の見せ方の方法など、芦屋氏の考え方が正しいとは誰も言えないハズで、そこにあるのは経験論としてのノウハウにすぎないハズです。でもそれが幸せになるベストプラクティスであるならば、それは会社の資産なのですから従ってもらえば良いのではないかと。

せっかく坂本君は、自分の資料を変えようとする歩み寄りをしているのですから、そのチャンスを逃しているなと思う訳ですが、何故かと言うと、坂本君が自信過剰なのと同じく、「上司・芦屋氏」も同じく自信過剰なのではないか?と。

つまり、芦屋氏にとって坂本君は自分と同じ考え方をしてもらわないと困ると思っているわけですかね。もしそうなら、それはゴーマンだわ。

自信過剰な上司が、自信過剰な部下を自分の色に染めるにはどうしたら良いか?という方法なのかもしれません。


##あまり他の人の意見と比べても新鮮味ありませんね。

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