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藤川真一について


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April 24, 2011

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学生時代の頃、大学の友人がniftyserve(昔のパソコン通信ネット)を始めたというので、自分がいた草の根ネットの情報を教えて、声かけてね!とか送ってみたけど、全く噛み合なかった経験がある。

彼が欲していたのは、ネットコミュニケーションではなく、結果としてのフリーソフトや掲示板の情報だった。

この記憶がずっと頭にひっかかっていて、最近思いついたのだが、掲示板にせよ、blogにせよ、twitterにせよ、ネットコミュニケーションを楽しむ、という事は、

「未完成な段階の情報を楽しむ」

と言う事であり、逆に僕の友達は、

「完成された結果(ソフトや情報)だけが欲しかった」

ということなんだと思う。

パソコンが発展して、iPhone、iPadというプレイヤータイプのデバイスが普及して、今後はパソコンが今までのようにオールマイティの場で使われることはなくなるだろうと言われているが、これもインターネット上の情報が発展することで、クリエイターと、利用者に分かれていくことを示唆していたわけだが、それと似たような話かもしれない。

以下の記事がなかなか興味深く、

「何をつぶやけばいいの」「時間がない」 ツイッターやめたくなった理由

ツイッターの利用者層は20代以下に加えて30、40代の「働き盛り」も少なくない。若者は学校生活、社会人は仕事で日々時間に追われるなか、「いちいち読まないとダメなのか」「自分も投稿しなければ」という義務感を持つ人こそ、「時間がない」と考えてしまうのか。

twitterって、blogを書く暇のない社長とかがつぶやきの形で日常の断片が見えるので面白いなぁと思ってたんだけど、この個人的感情をベースに、うがった見方をすると、彼らは、孫さんより時間がないということですか?みたいな対立軸になってしまうと思うが、そういう考え方をやめてみると、

おそらく、、、だけど、結果だけが欲しい人が、twitterやblogのように自分で探して、人と人とのつながりがギブアンドテイクで繋がって行くような信用経済的な世界にコミットする興味がないだけなんだと思う。

同じギブアンドテイクのやり方としては、例えばiTunesストアのように、アプリをお金を払って手に入れる、と言ったような手段がこの世の中にはありまして、もしかしたら、togetterで情報をまとめたものを、うまくWebマガジンのようにまとめて、メルマガとして有料で販売したら売れるんじゃないでしょうか?

つまりレイトマジョリティと言われる「後からついてくる層」が、必ずしもアーリーアダプターと同じ手法を取って情報を得るといういわけではないということですね。

もちろんそれが可能になるのは、みんなが「twitterは見てみたいけど、時間がなくてみられない、けどホントは見たい!」というtwitterにブランドと情報社会をベースとした、潜在ニーズがあった場合ですけどね。

いわゆるキュレーションという世界なのかもしれませんが、キュレーションされた情報を販売できる世界がtwitterをベースにできたら面白い。yositoshiさんチャレンジしないかなぁ。。。


p.s.でも、だからと言って必ずしも悲観はしてなくて、20年以上前は電子メールで人とやりとりをするなんてイメージつかない人がほとんどだったけど、今では携帯メールで家族とやりとりをすることだけは本当の意味でのキャズムを超えているから、先の先の先ぐらいには何があるかわからないですよ。

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