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March 14, 2013

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Googleリーダー、いつまで続くのかなぁと思ってたら、今年の7月でサービスが終了だそうだ。

RSSリーダーというビジネスは、ユーザーがアクセスしなくなっても、機械はひたすらフィード単位でコンテンツを収集し続けなくてはいけないという理由で決してコスト効率は良くない。アクティブ率の低下と共に1ユーザーあたりのコストが増えていくサービスというのは他にはそんなに存在しないと思う。システム的にこれを改善する工夫はできると思うが、問題は、既にRSSリーダーはコンテンツの価値の重み付けの舞台ではなくなってるところにあるのだろう。

その中でもクローラーでWeb上のコンテンツを集め続けているGoogleのような企業だけが、こういうデータを別のところに活かせるのかなぁと思ったら、そんなことはなかったということか。

ソーシャルフィルタリング、tumblr、まとめの時代になって、情報流通が1ページ、1tweet(もしくは複数のtweetの集約)や、1コピペ、1見出しの単位と、どんどんコンテンツの粒度が小さくなり、人々がツイッターやFacebookを通じてコンテンツリンクに重み付けをしている。そういうコンテンツに動線が集まり、人に見向きもされないコンテンツは事実上、ネット上では価値がないとみなされトラフィックは生まれない。

それに対して、RSSリーダーは、そのサイトにフィードが存在する分だけデータがコピーされ続ける。誰も見てなくても、そのページ自身に価値があるかどうかも無関係に保存しなくてはいけないし、見ないからと言って勝手に消すわけにはいかないのがRSSリーダーのサービス特性。

検索エンジンのクローラーは外部リンクの数やページランク等で、価値があるとみなせば、コンテンツの更新情報が頻繁にコピーされていくし、価値がなくなったとみなされれば、更新に対しての頻度は下がり、最悪、検索インデックスから消滅もするわけなのだから、Googleのビジネスとして親和性が高く、代替手段としての脅威も大きいのは、RSSリーダーよりソーシャルフィルタリングの方だろう。

パンダアップデート以来、Googleは、彼らがもはや不要と解釈するコンテンツのインデックスをどんどん削除していく方向にあるらしい。もしかしたら増えすぎたインターネットデータを取捨選択しにかかっているのかもしれない。基本的にやる気のあるコンテンツはSEOをするハズだから、そういうのは一定期間取り込んでおいて、そうでないコンテンツや、好ましいと思わないコンテンツは捨てていくという流れになるのかもしれない。

人の可処分時間が有限である以上、人が見る情報には限りがあるし、その総体としての人類がアクセスする情報にも限りがある。ましてソーシャルメディアやニュース、キュレーションサービスを通じて、可処分時間の多くを「時事性の高いコンテンツ」に持っていかれているのだから、ネットの偏りみたいなものもあるのではないだろうか。

余談ながら、1PVあたりの価値が低くなっているーー!って話も、人の可処分時間の限界を前提に、コンテンツの質よりも「とにかく興味を持たせたもの勝ち」という構造になっているのだから仕方ない話だろう。それだけなら他のメディアと同じだが、関心を引いたコンテンツはソーシャルメディア上で人力でどんどん情報のコピーが作られ、複利でトラフィックを得る構造になっていくわけだから、Webの方がより勝ち組負け組がはっきりしていく。


# 短期的にはブログを主軸に活動してるところが痛手になる可能性はありそう。RSSリーダーを積極的に活用する情報ジャンキー系のインフルエンサーの動線が変わると、結局、それに依存してる、僕を含むソーシャルの下々にも血が届かなくなる可能性はあって、ソーシャルフィルタリング自体が衰えていく可能性もある。上流の人たちはリテラシーも高いので、代替手段に移行していくとは思うけどね。

#Google readerのURLを別のRSSリーダーサービスにリダイレクトする機能ぐらいは残して欲しいよなぁ。既存のGoogle reader専用のアプリがそのまま使えるようにして欲しい。Googleアカウントのログインしかついてないようなアプリの行き先ね。Googleプロフィールとか作って、Google+にネットサービスのソケットプラグみたいな機能をつけてシングルサインオンと、出入りのトラフィックと人気サービスだけを監視するサービスつくればいいんだよ。どうせ末端端末はAndroidがあるんだし。

#RSSリーダーはどう考えても有料化すべき。情報の上流の人たちが使って、その人達はアドセンス等で収益を得られるのなら、理屈上お金をはらっても良いツールとしてみなせるハズ。Googleリーダーみたいに市場を食い荒らしまくって、他のRSSリーダーサービスを終焉に追い込んでおいておきながら、風向きが変わったら、さくっと終わってしまうことのほうが大問題。

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