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Webを中心とした、ビジネス&テクノロジーに関する思いつき
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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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April 19, 2013

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最近、イケハヤ氏もそうだし、そっち系の会社さんの方々どうしで、どなたさまたちかがネットで突然結婚してみたり、なんというかもてあそばれている感と言いますか、一部のソーシャルのネットワーク上では、感情的に物議を醸し出しているのですが、「インターネット嫌い」と公言する某先生が言ってることは、実は僕が博士課程の受験の際に作った研究計画書に書いた今のWebの問題点とほぼ同じ事でありまして。

・人気のネットサービスができるでしょ?
・エンジニアが気軽にSQLで集計できるレベル(大概が一定期間内の数の合計)で気軽にランキングにして序列を作ってしまうでしょ?
 (=不適切な集合知化)
・そういうランキング上位に乗るために短期的なbuzz狙いのコンテンツが増えるでしょ?タチが悪いのは、ネタの内容がどんどん消費されるから、エスカレートしていくでしょ?
・みなさんの可処分時間が、そういうネタに、どんどん持っていかれる。

問題の原点は、昔からよく言われる「1PVの価値」を算定することができないため、どんなことでもPVを集められれば正義というWebのシンプルな構造に問題があります。だから某メディアの方が、このことについて嘆いている日記を見るたびに、「いやぁ君は、そのど真ん中で戦ってるから仕方ないんだよ」と思っているわけです。

だってそれが今のWebなんだもん。

ここでイメージされているコンテンツはエンターテイメントとも言えるわけですし、何より、人気上位になるには様々な「人を惹きつける才能」がいるので、その存在を批判したいわけではありません。

実際、こういった人の気持を上手くを逆手に取り、お金を稼ぐのが口コミの会社の存在なのかもしれません。経済社会においては、お金を稼げる方が正義でしょう。

そもそも彼らのモチベーションの原点となるgoogle adsenseの収益等は、これらの存在を助長する側に立っています。GoogleはAdsenseを作る前から民衆たちがPV至上主義を前提に動くことを知っていたと考えるのが自然です。彼らはメディアに期待することなく、メディアの上に表示される広告の質を高めて、自分自身のビジネスを優位に進める力を持っています。

以上のこととソーシャルメディアの組み合わせで、みなさんの可処分時間が吸い取られておりまして、他の人の言葉を借りれば、段々「人間らしくないインターネット」になっていくわけです。会って数秒で結婚しました、というネタが割と究極的ですが、それこそPVを集めるために、崖から飛び降りるようなことも今後起きていくでしょう。

(でも、「自分らしさ」をしっかり持ちながら面白いことにチャレンジしているのは好きなんです。そういう人たちはブランドを裏切らないから。)

以上のことから、こうなるのは仕方ないと割りきっております。だから、個人的な趣味としては、もうWeb(with ソーシャルメディア)ではなく、インターネットテクノロジを活用して、「別の所で」うまくやりたいなぁと思ったのが、研究したくなった内容の発想の原点であります。がんばらなきゃ。。。もしこういうお話でご意見お持ちの方は是非連絡ください。お話したいです。(blog記事とかでも全然OKです)

って、ちょっと毒っぽいね。てへぺろ。
例によりイケハヤメソッドということでスキだらけでごめんなさい。

もし、今後、どちらさまの会社に就職するとしたら、こんなこと一言も言わないでビジネスの推進にコミットするので、この人、面倒くさい奴とか思わないでねw
(ここがイケハヤ氏と比べてダメなところだなw)

以上、最後ぐだぐだにしてしまいましたが、結論としては、最後の知識集約サイトであるnanapiに期待しております。

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