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January 20, 2013

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整理するために書く。

Paypalが本人確認を強化しなくてはいけないとかで、免許証を送れだのなんだの言ってきた。放置すると取引が制限されてしまうので、Paypalを使い続けるなら従う必要があるらしい。

ということなので、免許証のキャプチャを送った。

そうしたらサポートから返信が来て、こんなことが書いてあった。

■1.「アカウントにご登録いただいているお名前はローマ字表記となっておりまして、ご提出いただいた運転免許証の言語表記方法とは異なっております。」

免許証に書いてある名前と、Paypalアカウントに登録されてる表記が違うとのこと。

ま、kickstarterなどの海外送金のために使ってるんだから、paypalアカウントには英語で名前書くわね。当たり前のことだ。


■2.「ご提出いただいた運転免許証とアカウントにご登録いただいているご住所が異っております。」

免許証に書いてある住所にはマンション名が入ってないが、paypalのアカウントに書いてある住所はマンション名が入っているので消せ、と言う指令が来た。

つきましては、上記2点を完了後に連絡を寄越しなさいという連絡が来た。

・・・む、たったそれだけでアウト?!、と若干イラっとしつつ、会社の登記みたいな話だね。はぁ・・・まぁ、銀行だから仕方あるまい。。。


と自分を納得させて、、、

■1「名前表記」への対応

アカウントに登録されている名前を免許証表記に直せとのことだが、名前表記はオンラインで直接直すことはできないとのこと。

一つの方法は「電話連絡」で、もうひとつは、「オンライン申請+必要書類を送る」だそうだ。

電話とか面倒なので、オンラインの名前表記変更画面というのが、「本人確認」とは全然違うところにあった。

Paypalのヘルプを検索してアカウントの名前変更画面へ。

スペルミスの一文字ぐらいの修正なら簡単に修正してくれるらしいが、英語から日本語表記の変更などは、どうも簡単にはできないそうだ。

オンライン申請で必要な書類は、免許証(保険証など)および、公共料金の請求書を送れとのこと。


免許証は前作ったデータがありますからね。そのまま送りましょ。

さらに追加で、電気代の領収書を、iPhoneのカメラで撮影して、画像サイズを縮小して送る。

面倒くさいなーと思いつつ、何度かお金を移動してpaypalやめちゃおうかと送金画面を開いては、海外のことを考えて思いとどまる・・・うん、頑張る・・・はい、完了。


■2「住所表記」への対応

既存の住所の変更はできないので、オンラインで改めて住所追加した。
これは、さくっと完了したつもりだった。

今後の工程としては、このメールを見る限り、名前変更が完了しないことには先に進むわけにはいかないだろうから、先方へ「本人確認」についての連絡はしないでおいた。

僕としては、「名前表記の変更待ち」のつもり。

だから、名前表記を先方に直してもらえたら連絡しましょう!


数日後、改めてメールがやってきた。リマインダーがやってきたのかと思っていたら、

「お客様のアカウント制限解除はまだ完了しておりません。」

とのこと。


そんなん、わかっとるがな。さらにイラっとしつつ、そちらさまの名前表記の変更待ちのつもりなんだけど。。。


メールの内容は、

■1.「アカウントにご登録いただいているお名前はローマ字表記となっておりまして、ご提出いただいた運転免許証の言語表記方法とは異なっております。」

「恐れ入りますが、アカウントにご登録いただいているお名前を運転免許証通りにご変更いただけますでしょうか。 」


・・・え、あれ?!俺が送ったアカウントの名前変更申請はどうなった???


次に、

■2.ご提出いただいた電気代の領収証にマンション名がございますが、アカウントとご提出いただいた運転免許証にマンション名がございませんが、申し訳ございませんが、ご住所はどちら通り処理すればいいでしょうか。弊社までご連絡いただきますようお願いいたします。
もし、電気代の領収証通り処理すれば、マンション名を追加していただきますようお願いいたします。


は、何言ってんの?!マンション名をどこに追加しろって?!

ってか、それアカウントの名前変更申請のことでしょ。届いてるじゃんか!

でも名前直ってない・・・どうにも噛み合ってない。


この話の最初は、

「Paypalアカウントの名前を英語から、免許証に書いてある通りの日本語に直せ」

「Paypalアカウントの住所にマンション名が書いてあって、それ免許証表記と違うから×」

だったのでマンション名を消したのを登録し、

「Paypalアカウントの自分の名前表記を変えるために、公共料金の請求書として電気代の領収証を送った」

わけだが、

「電気代の領収証にマンション名が書いてあったけど、アカウントの住所とは違うんだけど、どっちで処理すればいいでしょうか?!」

って矛盾してないですか?!真に受けたら話がデッドロックしてないですか?!

そちらが要求している内容は、とにかく免許証通りにマンション無しに統一しろってことではないのですか?!

いいじゃん、それで。

後で変えられるなら、まずは名前表記を変えて、利用制限とやらを解除してからにしてくれ。


・・・と整理してみた結論としては、サポートに直接このことを話さないといけないわけね。

(追記:サポートに連絡を書いていて、この問題に気がついたけど、先方が電気代の領収証に対する処理を「住所表記をマンション名付きにしてください」って内容と混同して判断しかねてるんだな。僕はあくまでもアカウントに登録されてる名前の表記変更のエビデンスとして送っただけですよ。こちら側からすると画面場所もフォームが全然違うので違うものなんだけど、あちらの管理画面は一つなんでしょう。)


Paypalの問題点は、本人確認について、名前の変更や問い合わせプロセスに対する、包括的な画面開発はせずに、「本人確認画面と、その他の既存機能」の組み合わせで、先方都合で極めて合理的に、ユーザーにとってはバラバラな画面で、本人確認の一連のプロセスを解決させようとしてるところに問題がある。
(googleの二段階認証のヘルプ等々にも同じことを感じている。あれも理解するまでが難しいっす)

こういうのって、よくある使いにくい企業システムの「運用でカバー」ってことに他ならないわけですが、そういうのに巻き込まれてる感を感じると、かなりやる気が萎えます。


しかし本人確認が終わった後に、英語表記に戻せるのかな。

日本語の名前のままじゃ、海外の人が読めないじゃん。

こうやって混乱に落としいれているのは、日本国側の例の金融機関に対する反社対策の問題なんですかね。。。銀行で、法人口座を新規に開設するのもすごい大変になってるけど。そういうのって、結果として日本が閉塞感のある国になってくだけなんじゃないか、と思ってしまいますね。成熟した国のたどっていく衰退パターンなんじゃないか感が強い。

##追記:パスポートなら英語表記でいけるんじゃないか?!というコメントをいただいた。とはいえ免許証出すまではそんなことを知らないわけだから、もう一度パスポートベースで本人確認しなきゃいけないってことなのかなー。でもパスポートには住所書いてないよ。

##追記2:メールで返信が来て、無事審査が進む旨の連絡が来ました。本人確認後にサポートに連絡することで英語表記に戻せるそうです。

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