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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
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September 19, 2008

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電車に乗りながら、内輪なんてキーワードでぼやーっと考えてたら、コミュニティの寿命曲線について書いてみたくなったので書いてみる。

以下に手帳に書いてた図を掲載していますが、字も線もホント汚い図でごめんなさい。こくばん.inで清書しようかと思ったけど、自分のマウスコントロールとして直線が書けないので諦めました。

■一つの場所を共有するネットワークの特性

まず最初に以下の図。割と古いネットワークの構図かも。パソコン通信時代のモデルであったりもします。

図1.コミュニティの寿命曲線

A領域:
コミュニティが立ち上がって人が増えていく様。
大部分の人同士が等距離にいることが多いので、一番ワクワクして面白かったりもする。新しい知り合いができる一番良いきっかけ。

AからBへの移行期:
この辺ではじめてのオフ会が行われる。

B領域:
オフ会の量が急増したり、個別に仲良くなる人が急増する時期。
オフ会に行く者と行かない者で距離感が変わってくるので、ネット上の発言にも不均衡が起き出す。

昔のコミュニティのモデレータ(シスオペ、シグオペ)は、いかに内輪コメントをさせないようにし、後から入ってきた人が居心地が良い状態を作るか?が運用能力の腕の見せ所だったが、最近はそこを仕切る人そのものがいなかったりするので、なすがままというのが現状なのかもしれない。

2ちゃんねるは例外で、「馴れ合い禁止」の理念の元、自浄作用と人間の流動性がもたらされ、多くのスレがフラットだったので匿名であることがむしろ心地よいという特殊な例だったように思える。

ちなみに内輪が何故不快とされるか?というと、よく携帯電話を電車の中で使うときと似ているのかなと思っていて、電車の中の携帯の会話をされると、そのコミュニケーションが完結してないので周りの人が意識していなくてもストレスを感じる、というのがあるのだそうです。

それと同じで、内輪ネタは知らない人にとってはコミュニケーションが完結してない状態なので、不快に思い、嫌われるということになることでしょう。特にそういう一部の人以外価値のない情報が時間や場所を占有するコミュニティは、閉鎖的と揶揄されたりもします。
(なお、このブログでも「知る人ぞ知る」という日記は極力書かないようにしています。)


C領域:
コミュニティのアクティビティはピークを迎える。

内輪コミュニティのリーダーを頂点とした派閥ができあがり、派閥間の抗争が起きるのが特徴。
村社会と、弱肉強食の世界が生まれ、抗争に疲れた複数の派閥が徐々に解体をし始める。

人材の流動性が失われることで、ヒエラルキーが生まれるのと同じくして、言論の質と方向性が固定化され、段々飽き始めるタイミング。

D領域:
派閥抗争であったり、プライベートの事情等により、キーマンとなる人がいなくなることで均衡が一気に崩れ、コミュニティが衰退していくタイミング。ネガティブスパイラルで多くの人が去っていく。


■SNSの特性

次に考えてみたのがSNSなどの最近のコミュニティはなんなんかなーと。

図2.SNSの特性

SNSの特性としては、一つ一つのコミュニティが数人レベルのマイクロコミュニティの集合体であることが特徴。

ハブとなる人は数百人の繋がりを持っていて、マイクロコミュニティ間の橋渡しとしているが、本人にとってのコアとなるコミュニティは、会社や友人、ネット業界の同業の人などと行った比較的狭いリアルな人間関係が反映されている。

また、マイクロコミュニティの蓄積によって会員数が増加していくので、一つや二つ少々のコミュニティが消滅したところで運営にとっては些細なことに過ぎない。

今のところ青天井に進んでいるので、崩壊の構図が見えていないのがイマココ。


■ツイッターの特性を考えてみた。

twitterはちょっと方向を変えてみた。
この図はあまり自信がない。もっと良い表現があるような気がする。

図3.じゃぁtwitterはどうなの?

twitterは、つぶやきを共有するので、一度に沢山の人間の発言を見られるため、コミュニケーションの広がりがそもそも高い。フォローする人を増やしていけば、ほぼ一方的に片思いネットワークを広げていくことも可能だし、「マイミク」よりオープン性が高いので相互フォローのコストも比較的安価だ。

SNSのような人ベースの繋がりというより、つぶやきベースの繋がりが理想的なあり方(個人的にはそう思ってる。だから興味あるネタが出てきて何かを思ったら、是非、フォロー関係に関係なく、レスはお気軽にどぞ。)

モバツイが割と顕著なのだが、twitterユーザーが一日に閲覧できる発言の数というのは、決まってると言えるだろう。

モバツイなどのtwitterクライアントの場合がわかりやすいが、一回の通信で最大20件までの発言が取れる。モバツイの場合、ざっくり言うと、

一日の最大閲覧可能発言量 = 20件 × ページ更新数

ということになる。そしてこの数のピークはapi制限に依存する。

ポイントとしては、フォローしてる人たちの更新頻度が高ければ高いほど、自分が一日に見られるユニークユーザーの数は少なくなっていくということ。

つまり、

やりとり可能な最大人数 = 20エントリー × ページ更新数 ÷ 1人あたりのつぶやき量の平均

ということになる。(あくまでイメージよ。イメージ)

つまり、自分が関われる人たちというのは、フォローしている人たちの「つぶやきの流量の平均」で変わってくる。

どういうことかというと、ツイッタージャンキーの人を沢山フォローしてる場合は、その人たちでタイムラインが埋め尽くされるので、そういう人に注目し、必然的にやりとりする可能性が増える。

また、ツイッタージャンキーの人が、他のつぶやき系サイトに移動したり引退した場合は、「つぶやき流量の平均」が下がっていくことで、それまでほとんど見えなかった人が見えるようになる。この場合、20件で取得できる発言の時間軸幅が広がっていくことも特徴。

つまり、twitterがある程度のユーザー数を確保しつづけている限り、誰かがいなくなることで、新しい誰かと出会うチャンスが増えるという不思議な構図が生まれる。
(もちろん、ちゃんと人をフォローしてることは必要)

最初に説明した古いネットワークにせよ、mixi型にせよ、内輪指向でハブとなる人材がいなくなったりすることでの雰囲気が大きく変わるが、twitter型は「つぶやき単位で楽しむこと」ができている限り、その楽しさは末永く続くことだろう。

まぁその辺はtwitterに何を求めているか?で変わってくるとは思うが、僕個人は、つぶやき単位でツイッターユーザーとは付き合っていきたいので、特に誰がいようがいまいが、長く楽しめる方だろうなぁとは思ってはいます。

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