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藤川真一について


初代モバツイ開発者
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May 14, 2008

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昨日、Bartubeで行われた、以前の上司であった本荘さんによるWeb2.0 Expoの報告会に行ってきた。

全体的な報告には有料セミナーで行うらしく、軽く一部分のところだったんけど、そこで思ったのは、最近、結構、twitterクライアントで最近伝え聞く海外のマッシュアップサービスが結構、日本で既に考えられていたアイディアや、実現されてることだったりして、今更感というか結構、陳腐だなぁと思う物があったりして、日本人のアイディア力は捨てたもんじゃないと思っているんだけど、それと同じで、本荘さんのイベントでも、それって昔の日本ではすでにやられてたことだよね?!みたいに思うところがあった。

しかし、どうも日本でやってることはアメリカではかなりスルーされているという話だった。例えば日本の携帯電話の事情なんかは知られてないし、興味もなさそうな感じ。

さらに言えば、アメリカ人って力の入れ所が違うような気がした。UXとかUIの話だったせいもあるけど、一度、混沌としてしまったものを整理する力はとても優れている印象を受けた。日本人は良くも悪くも混沌する前に、押さえ込んでしまう整理力、抑制力がある感。結果的にダイナミズムはアメリカの方があるように見えるんだけど、そもそも、そこまでグチャグチャにしたよ誰よ!みたいな話はあるハズで。良くも悪くも大きくする人と整理する人の両者がいるってことが大事なのかもしれないね。

日本人は、そういうはみ出しをしないので、その考えがイケているうちは良いのだが、イケてない時代では力が弱い。例えばなんでもありのPCの時代などでは弱さが露呈したり。だから、改善は得意でも新しいものは生み出せないと言われるのかも。

それはさておき、今とても注目しているのがiPhoneである。

僕自身はコンセプトの部分の相違で、どう考えても日本人には、日本の携帯電話の方が使い勝手の面で優れていると思うのだが、日本でiPhoneが発売されたら日本のマニアは相応に買うとして、もしかしたらWindows95のようにマスコミで騒がれて、日本でもキャズムを超えてしまうのかどうかに注目している。

僕は、それこそ犬の散歩や自転車(自転車でやるな、とは言え)や満員電車で片手でメールが見られないiPhoneは日本では問題外だと思っている方だが、そうは言っても海外ブランドに弱い日本人。確かに日本の携帯は、iPhoneのUIデザインと比べると垢抜けてないところは沢山あるので、その辺の弱みを軸に、パラダイムシフトが起きてしまうのだろうか。

海外の場合は、ページャー・・・ポケベルにキーボードがついたりするものも普及していたので、Windows MobileやiPhoneのような両手インターフェースに苦がないなんて話も聞いた。

日本の携帯は親指で全てが完結する世界だ。そもそもPCの延長で考えているアメリカと、モバイルの専用端末の意識が強い日本では考え方が違うんだろうが、専用端末の方がダイナミズムに欠けるのは間違いないと思うので、ソフトウエアがリッチになっていくことで変わるのだろうか。

キラーとなるコンテンツだと、プッシュメールなどは携帯の方が優れてるよなぁとは思っているのだが、PC連携やオープンプラットフォームの連携などで高い利便性ができてきたりしたら、iPhoneの方が強いだろう。

現状、パソコンのような大きなサイズの機器では自由度の方が強かったが、モバイル機器のような大きな制約がある中では、日本の方が強いんじゃないかなぁと思ってはいる。別に僕自身はiPod touch + emonsterで電車の中でもネットを見ているので、どっちがどうなっても良いのだが、リアルタイムに、多くの人の目がどう変わるかを見られる正念場という印象を持っている。


##多分、会社にemonster忘れたらしい。今日行ったカラオケとかで落としてないけど良いけど。

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