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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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November 18, 2006

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人は自信を持った人に影響されやすい。その人が必ずしも適切なことを言っていなくても、こちらに不安のかけらがあればあるほど、その自信につられてしまう。

どこかで心に疑問符を持っていたとしても・・・。

矢野勉のはてな日記のJ2EEのこれからは... より。

~引用~
Ruby on RailsってJ2EEの大部分を必要としない層というスキマをぴったり埋めてくれるものなんですよね。そりゃビューにはRubyで書いたロジックが山盛りてんこ盛りだし(しかも「別に問題じゃない」とか解説書にも書かれてるし)、DBのカラム値がビューと直結してたりする(DBのカラム幅がビューでのバリデーションに使われたりとか)。Javaで発展してきたMVC分離からすれば非常におおざっぱな世界ですよ。

でもとても楽です。この楽しさはプログラムには非常に重要です。目に見える範囲にすべてが収まっている感じというのでしょうか。自分で制御している感じというのでしょうか。フレームワークの設定をしてあげてるという感じではなく、プログラミングしている感じが味わえる。
~/引用~

長文引用すいません。ものすごく気持ちが伝わってくる文章ですので、是非、全部読んでください。


Ruby on Railsは、HibernateやJ2EE作ったりしていた人達が、「いやーそれはマズイでしょ」と言って避けてきたものを思いっきり重視しているように見える。確かに思想が違うなぁと。

それがベンチャーのレイヤーには必要十分でJavaではオーバースペックなのだろうか。

うーん、本当にそうなのか、非常に悩ましい。

理由は先のとおり。Javaでモノ作ってた人が、「それはやらない」ってわかってて回避していたことが結構まかり通っていたりするように思えてならないから。

本当は、Javaの開発で問題ないならJavaの方が良いんではないだろうか、と思うこともある。
開発者のスキルセットがあわないというのはあるかもしれない。

多分、J2EEが想定している世界とは、サービスがmixiみたいになったときにも、ものすごい苦労をせずとも、ちゃんと動き、機能が追加し続けられる環境が作れることを想定した世界だろう。

なのにそれが使われないってことは、悪い言い方をすれば、現実的にはそこまで必要にならないサービスの方が多いよね、と言ってるような感じがしなくもない。

だからJ2EEはオーバースペックということになってしまうんではないか?と。

開発のスピードは確かに重要だが、だからと言って、その曖昧さを許容してスピードを取って本当に良いんだろうか、と思うところはある。

ただ、本気でスケールさせようと思うと、大げさかもしれないけど千万単位でお金がかかるのがJ2EEの世界だと思うので、そういう資金調達とセットで考えなくてはいけないのではないのだろう。やはりこれからベンチャーを始めようかという先がまだ不透明な段階では、Javaは選択しにくいだろう。

この辺をシンプルに考えるべきという概念は、Web2.0として語られている世界だ。

ただ選択肢としてJavaの存在感は誇示し続けて欲しい。ただし良いところを残したまま、もっとシンプルになって欲しい。そこには「ものすごくマジメに作られた世界」が存在すると思うので。

って、本当はCold Fusionがイケてたかもしれないですよね。

Cold Fusionが時代にそぐわないなと思ったのは、今はプロプライエタリ(特定企業のプロダクト・・・という意味でよいですか?)な世界に興味がない人が注目されているってところですよね。そういう人達に振り向いてもらうために、ベンダーはオープンソースとの関わりを強くする戦略を取っていますが、そこにCold Fusionのようなプロダクトはそぐわないし。肝心のクリエイターにはPHPがありますし。

しかしまぁ自分で言っていて、なんともWeb1.0的な発言だなぁと思うが、しかし、時代の流れに乗るってのは重要ですが、それが全ての価値観だとは思わないようにしておきたいところです。

@strict side

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