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April 25, 2012

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Windows Developer Dayというイベントに行って、Windows8で採用されるMetro UIについて聞いてきましたよ。以下、僕の解釈なので、間違ってたらごめん。


1.次のWindowsはMetroがネイティブのUI。起動したらMetroという「パネル」が並ぶUI画面で起動する。

Metro UIの特徴は、
「デバイスのサイズに依存せぬよう、自動レイアウトを前提」
ノートPC、デスクトップPC、タッチパネル、TV等デバイスを選ばない。

もちろん「タッチパネルとマウスオペレーションの両方を実現」したUIである。


2.「パネル」は、iOSで言う「アイコン」であり、機能性はAndroidの「Widget」の良さを内包する。

パネルは、iOSのアイコンのようにクリックするとアプリケーションが起動します。

パネルは、一定サイズの面積を持っていて、アプリケーション側から動的にメールの未読の数や株価や写真などを表示できる。

Androidで言うWidgetのコンテンツの更新表示を吸収した機能であり、iOSの未読数が表示されるアイコンバッジの高機能版と言える。

iOSと明確に違う機能としては、iOSはアイコンなので、アプリケーションとアイコンは対になっているが、Metroアプリにとってのパネルは、必ずしも1:1ではない。

アプリケーション側から起動画面にパネルを増やすことができる。例えば、ツイッタークライアントで複数のツイッターアカウントを登録した際に、AさんのパネルとBさんのパネルを起動画面に表示して、それぞれの起動をさせられると共に、それぞれの未読表示等をしてあげるなどが可能。

またパネル内部のレイアウトは複数のテンプレートがある。「画像+情報や画像のみ」、「情報のみ数カラム」など。
その情報はメトロUIガイドラインに従うことで自由に使える。

Windows Notification Serviceというプッシュ通知をクラウドから投げてあげることで、パネルの情報をクラウドから更新したり可能 (それ以外に専用の通知領域もある)

ただし、アプリが非アクティブの時にバックグラウンドタスクでGPSの座標更新などはできない模様。アプリが非アクティブになるとサスペンドまたは自動killされる。Andrdoidのようにバックグラウンドで自由に動けるというわけではないようだ。iOSのような特定機能のみのバックグラウンド更新サービスもない模様。
(これって、Windows Phoneはどうなんでしょうかね?!)


3.メトロアプリを起動すると、原則全画面表示となる。

シングルウインドウアプリが今後の主流のようです。

ただし、全画面アプリと言ってもメトロUIの設計デザインに合わせると横スクロールを活用したドキュメント型のアプリになっているので、表示できる情報量は多い。

と言いますかメトロは原則、コンテンツビューワーのようなデザインを意識している。
アプリケーションフレームワークも、トップページ→カテゴリページ→詳細ページという3階層が基本的な構造になっている。

なおもう一つ別のアプリを起動して、半分や3:1などの比率でスライドさせて2つのアプリが表示できたりできる模様。

またチャームと呼ばれる、なんだろ。Androidのメニューみたいなものが右端にあって、検索や設定のボタンはそこに集められることがデザインガイドラインで規定されている。この辺はAndroidの仕様に強く影響を受けている模様。


4.既存のWindowsアプリ用には、デスクトップ画面をメトロUIから切り替えることができる。

イメージは、Macの上でVMWareからWindowsを起動するようなでもあり、cmd.exeのような。

いずれにせよ、Windowsのマルチウインドウのデスクトップメタファは今後、長い時間をかけてレガシーモードになっていくことが決定した模様。


5.IE10は、メトロ版と、デスクトップ版の両方がある。方向性としての本命はもちろんメトロ版。そしてメトロ版IEは、Flashが動かない。

Flashというか、メトロ版IE10はプラグインが全部動かないので、Silverlightも動きません。動画もHTML5のvideoタグ依存です。

きっと、今の状態で現存するWebサイトを見たら、相当ひどそうな気がしますが、長い時間をかけて、今後これがスタンダードになっていくのでしょう。

デスクトップ版にはFlash Player等は入れられます。デスクトップ画面上のIEは下位互換性用途なので、こちらで見れば見れます。

ちなみにIE10のHTML5の仕様に対する互換性はかなり高い模様。IE9の時はCSS3なども対応状況がひどかったが、これは仕様がfixしていないHTML5の仕様に対応してしまうことで、市場を混乱に陥れないがための施策だそうで。慎重かつ保守的に対応してるとのこと。


6.ネイティブMetro UIアプリケーションは、JavaScript + CSS + HTML5でも作成可能。

実態としては、JavascriptからWindows8のapiにアクセスすることができる、ということ。また、Metro UIのうにょうにょ感による一体感を出すのにCSSアニメーションを使う。

また、アプリとして実行環境を限定してしまうことで、下位互換性を気にするWebサイトでは使えないようなHTML5の仕様を先んじて使う事ができるのが特徴とも言える。

なおHTML5でアプリ開発ができるVisual Studio11は無償で提供されます。


7.ビジネス向けWindows8は、USBメモリからOSを起動することができる。

実行中のWindows7の上から、Windows8のパーソナライズされた環境を起動していましたね。USBを抜いても安全にサスペンドしてくれたり、なんだか凄かったです。


8.Metroアプリケーションの配布形態は、Windows Storeのみ。

アプリをインストールするという流れは終焉を迎える模様。vector社が気になります。

今後は、iOSやAndroidのアプリストアタイプになります。有料アプリで手数料は20%だとのツイートを見ました。また、iAdのような広告プログラムも提供されるそうです。





僕が見た範囲だと上記に書いた通り、ざっくりこんな感じですかね。

はっきり言ってiOSとAndroidの良いとこ取りをしながらも、Androidのように全くオリジナリティがない感じではなく、良い所取りしたところをMetroという新しい見せ方にうまくラッピングして、かつ、デスクトップメタファをレガシーに追い込んだ、という気合いの入ったOSがWindows8と言えます。

先日、MSの方のブログで、企業向けにはWindows 7を買ってください、と書いてる記事がありましたが、よくわかりました。Metroもデスクトップ画面には切り替えられますが、ネイティブで起動するのは新しいMetroスタイルアプリの方が優先です。このビューはこれから育てるところであって、今までのWindowsのように今すぐ力を発揮できるわけではありません。

Windows8は、既存のWindowsの資産を生かしながら、Android、iOSに負けないために作られたOSでしょう。しかし、iOSはiPhoneへの組み込みOSとして一から大成功したOSなので、それに比べると、既存顧客、ソフトウエア資産を抱えたままでWindowsが対抗するにはかなりヘビーです。

例えばマウスとタッチパネルの両方に対応してる時点で、ヘビーです。レガシーとトレンドの両方を背負いながら、最新トレンドに対応するのはそれはまた苦労したことでしょう。

そういう意味で、Windows8の成功は、どれだけの既存のWindowsが順調にリプレースされていくか、そして、サードパーティがどれだけ頑張るか、にかかっています。

例えば、基調講演でWindowsのインストールベースが、日本だけで2500万台ぐらいあると言っていましたが、それ以上の4000万台以上のストックがあるi-modeは、何故か、どことなく終了ムードが漂っています(実際はそんな簡単ではない)。さすがにWindowsがMacに切り替わる、というものではないと思っていますが、とわいえWindowsアプリの開発者イベント会場で、Macユーザーを沢山みかける指摘は、やはり無視できません。

(ツイートよりコピペ→日本市場ではWinデバイスは2790万、Android、1780万、iOS、1050万、Macは140万です。)

個人的な印象としては、Win8のタブレットが売れてくれると良いなぁと思いました。タブレットは省電力微性能のiOSと、高性能のWin8がぶつかるところだと思います。

Win8はスマホ向けCPUでも動くそうなのですが、省電力性能はまだよくわかりませんが、iPadが頑に守っている10時間のバッテリー持ち時間とどっちが受け入れられるのか、このクラスタが興味深いところです。

それと、Metro UIを内蔵したタッチパネル内蔵型テレビはありだと思いました。リビング用に結構欲しいです。Metro UIは、大きい画面の方が合うような気がしますね。ここはAppleも今後出てくるのでこれまたiOSとガチンコ勝負ですけどね。





他のサイトのレポート(ハッシュタグ「wddjp」で見つけたもの)

新しい Windows 8 のアプリを早く作りたい! ~ Microsoft Windows Developer Days 第1日目 « SHIN-ICHI の技術ブログ

Windows Developer Dayに参加しました(1日目) part1 « テスターですが何か?

Windows Developer Dayに参加しました(1日目) part2 « テスターですが何か?

Windows Developer Days 1日目 - 新日々此何有哉

Windows アプリの証明書の要件

Metroスタイル・アプリの開発者が知るべき3つのこと - @IT

日々之スクラッチ: Windows Developer Days 1 サマリ

muo-notes: Windows Developer Days 1日目に参加してきた

Windows Developer Days フォローアップ: WA-021 Windows Phone アプリの Metro Style アプリへの移植 - Akira Onishi's weblog - Site Home - MSDN Blogs

「アプリとアプリの連携がWindows 8 の力となる」 #wddjp @maskin : TechWave

「Windows 8は、iOS / Android を凌駕する最大のアプリマーケットとなる」 #wddjp @maskin : TechWave


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