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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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September 23, 2011

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検索エンジンという緩いつながりのビジネスプラットフォームの構造は、こういうことだと思う。

1.Googleは、検索エンジンを経由してネットショップ(ECサイト)にトラフィックを誘導する。
  ↓
2.ECサイトが潤う
  ↓
3.さらなる売り上げを出すために、Adwordsを使って誘導強化を図る
  ↓
4.Googleウマー。

このループに売り上げを依存しているECサイトは、よりGoogleに依存していくので、Googleからの関係が途切れることは、Googleビジネスプラットフォームからの離脱を意味する。

プラットフォームビジネスは、乗る側が、委ねる会社に生殺与奪を握られているということが特徴です。

え、自分はGoogleのプラットフォームビジネスになんて参加してる意識はないよ?

と思うかもしれません。

Googleは、広告主に対しては検索誘導、媒体に対してはAdsenseの成果という数字で、利用規約以上の契約関係も持たないビジネスプラットフォームを作るのに成功した企業です。

そのコアとなるAdwordsというビジネスは、キーワードに対する需要と入札制で人気のあるキーワードは高くなり、かつ言葉の取り合いなので、他言語対応してるし、在庫はほぼ無限。新しい言葉が出れば出るほどgoogleは在庫が増えて行くのが特徴。

いずれにせよ、何の契約もしてないし、何の確約も無いわけだが、プラットフォームの定義を「そのシステムの上で、プラットフォームプレイヤーとエンドユーザーが直接金銭のやりとりが発生すること」とすると、Google検索エンジン経由で売り上げを依存しているとしたら、Googleがやってることは立派なビジネスプラットフォームと言えるでしょう。

少なくとも検索結果から切られても困らないというのでなければ、多かれ少なかれ、依存していることを意識すべきです。


で、この記事

自社サイトがグーグルから消えた ルール変更に大混乱の中小企業

グーグルが検索結果を順位付けするルールを変更し、その煽りを食った中小企業がSEO会社に駆け込んでいる。

そのためSEO対策として、自ら作ったダミーサイトに自社のリンクをいくつも張ったり、業者から自社のリンクを買ったりする“裏技”が横行していた。

独立したECのビジネスプラットフォームと言えば、楽天市場があるが、楽天の利用規約を破って退店させられたり、楽天の検索エンジンから消えるような事って、普通しないよね?

グリーやモバゲーにゲーム出してるSAPさんは、プラットフォーマーのルールに従ってシステムを組んでいます。さらに言うとmixiはプラットフォーマーとしては方向転換が激しかったらしく、その影響を受けたSAPさんは少なくないと聞きます。

i-mode公式サイトが、i-modeランキングの上位に出るためにごにょごにょというのはあるのかもしれない。

ただしグレーなこともグレーでない所も、彼らの特徴は、

「プラットフォームに乗っているリスクをしっかり理解して商売していること」

だと思います。


なのにGoogleの検索エンジン対策については、それが緩いプラットフォームが故に、無知、無自覚にグーグルというプラットフォームのルールを破っている可能性が高い。

ですので少なくともSEOで集客に頼っているECサイトは、それが

「Googleという検索エンジンプラットフォームの上で踊っているサイトだ」

という認識を持ち、やっていいこととやっていけないことをしっかり学んだ上で、プラットフォームをうまく乗りこなしましょう。プラットフォームを作っている側も「人」ですので、時間経過と共にルールが変わって行くのは当たり前のことだと思います。

ちなみにこれはプラットフォーマーがFacebookやtwitterに変わっても全く変わらないことですので、誰かに委ねるという時に生き残って行くためにはコミットメントが必要なことは変わりません。

(ECに限らず、多くの人にとっては他人事ではないということで、ネットビジネスはどんどんそういう時代に入っています。)

楽天にもGoogleにも頼らない、理想的なネットショップのあり方としては、検索エンジンからの誘導にお金をかけることなく、ユーザーから指名される、blogやtwitterで口コミで勧めてもらえる、メルマガやtweetで直接集客できる関係性を作ることですよね。

それが一番のSEO対策であることは間違いありませんし。

(書いてて話が飛躍してるような気がしますが、今書いてる本で丁寧に書いてるので、ワケが分からんという人は、その本までお待ちください)

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