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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
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April 05, 2010

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デジハリ卒業生の中から、2009年の活動の功績をたたえる賞として、杉山学長賞なる賞をいただきました。

4/4は、デジハリの大学、大学院、スクールの入学式と、卒業制作のグランプリを決める「デジタルフロンティア」というイベントだったのですが、その合間の時間に登壇させていただきました。

写真は受賞者3人と、河野太郎衆議院議員との記念写真。
写真の後ろ側には、イベントスポンサーであるソフトバンクのiPhoneエヴェンジェリストの中山さんもいらっしゃってました。


他の受賞者は、CG系の方で、日高さんと言う「恋するネズミ」という短編アニメの作品を作られていたり、卒業制作の作品がシーグラフに入選したりと活躍されている方と、瀬尾さんという、東大医学部とのダブルスクールで、裁判員制度が始まった際に、裁判の資料に医学知識と3DCGの知識を両立させた作品を作るなどをされた実績が評価された方。

(瀬尾さんは、ボーンズってアメリカのドラマに出てくる天才心理学者スイーツみたいな印象でした:->)


登壇後は、卒業制作で入賞された方々の作品を見ていました。DHの卒業制作展って初めて見たのですが、レベル高いですねぇ。

また入学式でこれをやるのはナイスアイディアです。入学される方々が、目の前で見ている作品よりも良いものもを作れば世界が狙えるという、杉山学長の発言は、まさにその通りだと思いました。


イベント登壇前に受賞者3人で話していたのが、クリエイター方向で言うと、いわゆる王道のパスとしての美大という流れがあって、純然たるデザイナー(曖昧)はそっちへ行くので、DHの場合は、ちょっとベクトルが違うわけです。

その代わりに社会人経験者や、それこそ東大医学部の人が入ってきたり。

これによって、純粋なクリエイティブとは、ちょっと違う遺伝子を持った人がクリエイティブの世界に入ってくる。そこで勝ち抜いた人が、今の混沌としたデジタルの世界で活躍するのかなーなんてのを思ってみました。

例えば、身近な例で言うと、Flashやセカンドライフ、iPhoneアプリなんてのはまさにそうで、iPhoneアプリってのは、プログラミングスキルだけだと、人を魅了するデザインはできないし、デザイン力だけだと実装ができません。アイディアもしかり。だから、両方のスキルを持っているか、誰かと一緒にやるか。

デジハリの良さは、その特異な立ち位置、ブランドが作りだす「環境」だと思うので、学生時代に多様なバックボーンを持った人と知り合いやすく、かつ、同じ立場、時間で何かを共有しやすい。それこそ卒業制作のためにユニットを組めば、多少仕事があろうが、そのために時間をコミットしあえるわけです。

今日の卒業制作でグランプリを取られた方々や、一緒に受賞した日高さんのお話をお聞きしていて、一つの作品のクオリティを高めて行って、世界規模の作品展に応募されるなどで夢を追いかける姿って素敵だなというか、最近、そういう感覚がなくなってたので、何かとても新鮮でした。

どうしてもWebを仕事にしてるせいか、やれWeb2.0だのソーシャルメディアマーケティングだのと、話が複雑になってきてしまっていて、HTMLという見た目の裏側(サーバサイドと言う意味ではない)にばっかり目がいってるせいで、そういう気持ちを忘れていたんだなぁと、心洗われまして。

ということで、そもそも入学式だったと思うので、入学された方々、頑張ってください。

多分、僕らがいた時代とそんなに変わってなければ、うがった見方で斜め後ろから大人ぶって見てしまうよりも、今の時間、環境という限られた世界に思い切ってダイブして、のめり込んだ者勝ちだと思います。

あとは、与えられることではなく、自分から勝ち取ること。その気持ちは大事ですね。
カリキュラムはあるけど、その先にあるものは自分で勝ち取らないとダメです。今回、グランプリを取った人達は、その先を目指したから、あそこにいるわけで。

そんな言葉は「大学」だったら常識ですが、「スクール」に入学する人だとちょっと感覚が違ってる可能性もあると思います。しかし、ゆくゆく仕事にしていこうと思うのであれば、到達する方向性や就職で採用されるときに必要なラインってのは、何も変わりませんので、是非とも頑張ってください。

(ってことを最初から意識していたわけじゃないですけどねー。脱落してく人とか、2ちゃんねるの悪口を見ててそう言うところにたどり着きました。)

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