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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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August 22, 2009

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既に実行済みの話なのですが、ぽりったーに表示されている政治家アカウント・・・衆院選に立候補している以外の政治家の方も含めて・・・を、衆院選の選挙期間中に一部機能を利用停止にさせていただきました。

選挙期間中にtwitterなどのネットメディアを選挙活動に利用することは現時点では公職選挙法に反するとのことで、衆院選に立候補されている方は、この期間中にtwitterに発言されることは控えておられるようです。

実際は立候補者や議員ではない一般人でも、ネットで特定の候補者の応援や批判をすることは公職選挙法に違反します。

つまり、どんな人であろうとtwitterで誰々に投票してね!と書くことは公職選挙法に違反します。

そんな中で、モバツイッターでは特定の政治家アカウントの発言、DM送信、新規登録、退会等の認証と発言に関わる機能を一時停止させていただきました。

万が一、モバツイッターを経由して政治家アカウントがクラッキングされ、なりすましによる発言がなされた際の混乱を防ぐのが目的です。

そもそも、街中で街頭演説ができるのに、ネットで同じことを発言してはいけないというのは、どう考えても意味がわかりません。また何故かテレビという一メディアでの政見放送という方法に縛られている現状でもあります。誰が昼間に政見放送見とるんかいな。

そういう状況で、若者に選挙行け行け言ったって投票率が低いのは当たり前です。かつて僕は2ちゃんねるを見て、投票に行く決心をしたことがあります。意識の高いユーザーの一言に影響されました。自分が持つ一票の重みが見えにくいからこそ、ネットで意識の高い人と繋がる力は絶大です。

もし真面目にネットを選挙活動に利用することを検討して、その結果、逃げているのであれば、それは、特定の状況になるのを怖がっている人がいるとしか思えません。
(つまり現在の投票者の構造で良いと思ってる人がいる)

もしネットを通じて特定の意志に影響されるのが危険なのであれば、政治家本人がネットも活用し直接、国民に影響を与えるべきです。

そんなおかしい状況なので、今、twitterの魅力に気がつき活用し始めている先進的な政治家の方々には、こんな状態を改善して欲しい。

改善して欲しいからこそ、今回、モバツイッターが踏み台になったりして彼らの足を引っ張らないようにアカウントのサスペンドをさせていただきました。


しかしながら、先日twitterで、この辺の発言をしたのがきっかけであったのですが、なんとか幇助になるのを避けたい保身なんじゃないか、とか、ちょっとこちらが思わぬうがった受け取られ方をしたので、…もちろん避けるべきリスクがあるのは当然のこととしても…でも、僕が一番守りたいことを書いておきますね。

絶対的な意味合いでのクラックされることそのものを避けたい、というよりも、

「今、問題が起きて、誰かの時を失うことを避けたい」

ということです。

例え本人が潔白でも、混乱を起こしたら過ぎ去った時間に対して、誰かが責任を取るわけです。
そこで失った機会は、文字通りプライスレスです。

その結果、せっかく盛り上がってきたtwitterの活用に水を差したくありません。
公人である政治家アカウントを全員止めさせてもらったのは、そういう理由です。

僕が少々ワケワカな政治発言をして、おまえ公職選挙法違反だろって話になっても、所詮はone of themなわけです。いつも選挙終了後に、何人か捕まってますけど別に名前出ないですよね。しかし、やっぱり公人は話は別だと思います。

是非次の参院選?までにはこんなことを意識せぬとも、ネットを活用できる日が来て欲しいです。(もちろん市議会議員選挙とかはあるんでしょうが、よりダメージが大きいという意味で国政選挙は慎重になるべきでしょう)


モバツイの運営理念としている「いつどこからでもtwitterに繋げられる環境を提供する」ということに反してしまうのは、運営者として決して望ましい行為ではありません。他サービスにいかれるリスクも内包していて、それはそれでリスクがあります。しかし、それより将来に向けて守るべきリスク管理として、今回の措置をさせていただきました。

選挙期間が終了したら、即効で制限を解除します。
ご理解いただけますと幸いです。

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