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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
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January 11, 2009

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adsenseは低価格で広告出稿できるため、単純に効果を見るためにカジュアルに出稿することも簡単にできるし、もっと広告価値を狙って沢山お金かけることもできる。その動機、事情はいろいろあろうが、とりあえずamachangに関心がある人へのadnsenseの広告効果は高かった。

amachangのblogへの誘導をAdsenseに出稿していたことに対して、周りの人がネガティブな感情を表明している。

個人ページのAdsが出ていて驚いた - 将来が不安

友人の方の感情表明が以下。

ところてん - 日記/2009年01月11日/AmachangのAdWordsについて

無料ネットゲームでアイテム課金しているユーザーを見ている気分かな。
おんなじ土俵の上で戦っていているのに、課金しているのは卑怯じゃない。

そうすると、amachangのブログの内容が、金儲けのブログっていう色眼鏡がかかって見えてしまう。

まーおそらくいろんな意味でライバル視してるんだろうなぁとか思うんだけど、人のお財布から出てるものの成果を公表しろって、どんだけ〜とか思いながらも、どうにも理不尽に思っている感情ばかりは仕方ないと思うけど・・・・。

ここではそういう話は置いておいて、単純にこの行動を広告的な観点で見てみたいと思う。

■amachangのblogをadsense広告に出すとどうなるのか?

adsenseは基本的に新規ユーザーの獲得が目標となるだろう。

adsenseは広告誘導としての価値はあるが、それだけでブランドとしての蓄積的価値を出すのは難しい。

おそらく「金出してアイテムを得た人と同じに見える」…という文脈に含まれているであろう蓄積的価値はadsenseだけでは得られない。

あるとするならば、誘導した人がamachangのblogを読んで、ここは価値がある!と思って、リピーターになった場合に限られる。

つまり「アイテムを得るために旅に出る方法を一つ増やしました」というのがadsenseの正体であり、リピーターを得るための武器はあくまでも彼自身のblogなのだ。

それが広告というもの。

なお、adsenseやOvertureなどのリスティング広告は、出稿をやめてしまえば画面が消えてしまうが、それと共に広告効果も消えてしまうということが特徴と言われている。割と刹那的な存在なので、あんまり気にスンナ!というのが僕の感想だ。


ただしadsenseに出すと、mixiのコミュなどにも露出されるので、彼自身の差別化戦略には使える。もし、amachangと同じぐらい有名なJavaScriptブロガーがいたとして、ユーザー獲得競争でもしていたら、単純に広告は有効である。(だから差別化しにくい日用品を売る企業は、広告をやめられない)


■amachangの現在のメディア価値とadsenseを出す意義

もしメディア価値の向上を真面目に狙うのであれば、これはやる価値がある。

どんなブロガーであっても自分のメッセージが到達する範囲に限界を感じているのではないだろうか。

僕のリアル仕事での経験的イメージであるが、はてブ界隈での認知度はかなり高いamachangでも、はてブを見ない人に彼の名前を出しても必ずしも通じない。

それは同じ開発の仕事をしていても、だ。
(ちなみにこれはAmachangだけの話じゃないので念のため)

世の中ではネットや開発の仕事をしていても、はてブもブログも全く見ない人達が沢山いて、そういう人に彼の情熱やメッセージを伝えるというのは、とても価値があると思うわけで、そこにadsenseは多少なりとも効果はある、かもしれない。

・・・が、行った先が日記だったら、やっぱり意味わかんないかもね。

JavaScriptというキーワードで、adsenseをクリックする人は何を目的にクリックすると思う???


■ブロガーのアテンションの行き先

blogでアテンションを得た人が、もっとアテンションを増やしたいと思ったとして、次にいくべきところは、

1.ネット系イベントに出る。
2.CNETやITMediaや日経などのニュースサイトに出る
3.自分の名前で本や記事を書く。(そしてamazonに出る)
4.TVに出る
5.球団を買う、選挙に立候補する(w

という流れになるだろう。特にメディアで、自分がお金をかけずに記事になったりして認知効果を得る活動を、「パブリシティ」と言って、企業であれば喉から手が出るほど欲しい活動だ。

ブロガーは、パブリシティ的な効果は打ち出しやすいが効果が低い。(だからAMNは数を束ねるんだろう。)
現状、blogでいくら有名になったところでも、この序列は変わらない。

そういう意味で自分で金を出すadsenseは、ニュースサイトに出るよりも知名度を得るという点では効果が低い。

ただしadsenseは直接誘導できるので、上手くヒットすると効果的に誘導を得られるが、いきなり、その広告をクリックした人が、何を知りたいのか?というツボをつかないと、直帰率が100%近いだけで終わったりする可能性がある。まず最初にどこに誘導するか?という意味で、回遊率を高めるためのランディングページは必要なのではないかな。

ちなみに逆もしかりで、有名なブロガーやエンジニアにイベントに出てもらうことで、パブリシティ的にイベント認知を得る行為というのもある。ここはもちつもたれつというところになってしまうので、外部からは気持ち悪いと思うことも若干ある。


■今、amachangが得ている広告効果

この騒動によって彼が得た効果は大きい「かもしれない」

というのもadsenseに出した広告を、誰かが不快であろうがポジティブであろうが感情を動かされてblogで記事にして、はてブを通じて認知が広がる。

これによって、amachangが積極的に広告を出したという事実は広まっていく。

つまり同じ単価でadsenseに出稿した他の広告主よりも多くの人にこの事実が伝わった人が増えたということは、広告効果がものすごい高かったと言える。

もし、僕も含めて、こうやって記事を書くことで、彼を知らない人に少しずつ広まっていくのであれば、なんだかんだと知名度は上がっていき、彼のblogに人が集まる・・・のかもしれない。

しかし、この先が重要で、結果的にblogのPVが向上しなかったら、何の効果もなかったと言えよう。

こういうと失礼かもしれないが、一人二人がネガティブに思う人が増えたところでそれ以上の関心が得られればそれは効果があったと言うことになる。僕の視点から見ると、彼のblogを読む人が増えることは悪いことは何もないので、どんどん増えた方が良いと思う。

それはadsenseを出すメリットとデメリットということになるので、何を目的として広告活動をしていたか?が重要である。

もしも彼がカジュアルに「試しにやってみた」だけなのに、近しい友人がネガティブに思うという行為は、彼にとって損失なのかもしれないし。


■広告は悪じゃない

そもそも、自分の意見を広く知ってもらうために広告を出すのは何にも悪いことじゃない。
何よりadsenseは、モノを売りたい人だけのものでも金持ちのものでもない。

お金をかけずに、情報認知を得るための行為だ。それがgoogleの革命だったわけで。(あ、overtureか)

adsense = 広告 = 商業主義というのは、ちょっと短絡的かなと思ったので、冷静に考えてみればどおってことないと思うのだけど...。


ということで最後に、ついったーユーザーが無料で出稿できる、モバツイ広告の宣伝を書いてみる(w

F's Garage:「広告はお金を稼ぐためのものと勘違いしていませんか?」

#いや、でも、こういう意識は変えていきたいと思うよ。
モバツイにadsense張ったら「広告モデルになった?」とか書いてる人がいて、モデルというからには、ビジネスモデルって意味なんだろうけど、いや別にadsenseぐらいでビジネスになんかならないから。
その意味をちゃんと頭で理解する前に、変に広告悪の感覚が身近になりすぎてるのかなー。

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