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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
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September 14, 2008

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これ特定のイベントに対して言うことじゃなくて、最近、思っていたことなんだけど、例えばイベントって、相応にその世界の権威を呼んでくるじゃないですか。

リアルイベントって、会場にそんなに人数を入れられるワケじゃないし、特に技術系の場合は場所代の問題や、決してイベントのプロじゃないけど、気持ちが優先してやってることが多いので、実質的に参加できる人数が少なかったりしますね。

その割に、人の繋がりベースで来るメンバーが固定でいたりするので、例えばどんなイベントでも10人は必ずしも聞かなくても良い人が混じってたり。

30人のイベントだと、内輪を除くと20人、60人なら50人、100人なら90人程度が、比較的適切な参加者ということになったとします。

その人達しか聞けないイベントだったとして、もしその内容が、ものすごい価値が高かったりしたら、とても勿体ないなぁと思うんですね。

もちろんビジネスセミナーとかで、その人達だけにお持ち帰りください、その代わり参加費5万円ですとかなら良いと思うんですが、無料や場所代だけを負担してもらってるイベントの場合は、如何にしゃべる人の内容を広く広げるか?というのがセミナーを企画する人の責務だと思います。(と思っています)

発表者が提供可能なリソースって限られていますから、より適切な人が同じ事を企画したならば、もっと多くの人に広がると考えたら、明らかな機会損失に繋がってしまいますからね。

でも、それは詭弁であって、やれる人がやったら良いのは間違いないのですが、その分、広げる努力はしないとねって話だと思います。

なので、今は最低限UStreamやStickamで中継して、場所に関わらず公開する。できればオンデマンド公開して時間も超えられる、のはネットらしいセミナー内容のスケーラビリティのあり方だと思います。

UStreamやStickamはすごいなぁということなんですけど、WebSigも、ちゃんとUStreamで流せること、資料の公開を前提にスピーカーにお願いしようという話をしていて、逆に言うとそれができない人には参加をお願いしないという基準で話を進めようとしています。

なお、その際に有償で参加する人たちの気持ちはどうなんだ!という話も出てくると思います。

オンデマンド公開に対しては、一分でも早く聴けること。何よりその場に参加して聴けるという時間のコミットにお金を払うこと。経験してみるとわかりますが、1時間以上の動画をネット経由で後から見るのは相当難儀です。公開されていても見るには、相応にモチベーションが必要です。機会があっても生かせる人は少ないんじゃないかと思います。

また質問できるメリット。一緒にディスカッションできるメリット。
懇親会があるなら懇親会に参加できるメリットもありますね。

ライブ配信に対する優位性は、ライブ配信も万能ではないこと。当然、うまく配信できなければ無料のライブ配信はごめんなさいということになります。何事もタダより高いモノはありません。そういうトラブル発生時には現場に居る人にアドバンテージがあります。

全員がネット参加でOKなら、別に人を集めなくてもラジオ番組みたいにネット経由でやっても良いと思うのですが、そこには明らかなリアルが故のメリットがあるからこそ、リアルイベントはなくならないのだと思います。

逆に言うと、お客さん気分では参加して欲しくないイベントは少なくないと思います。WebSigもセミナーではなく会議という言葉を使っているのはそういうのが理由です。もちろん時間を割いて参加していただく以上、何を持ち帰ってもらえるか?というのは考えてイベント設計をしていますが、運営的に、まだまだ一体感が出せてない部分はあるのかもしれませんが、お客さん気分の人には来てもらわなくても結構だと思っています。

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