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August 28, 2008

今更の本かもしれませんが、ザ・プロフィットまとめ1

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
エイドリアン・J・スライウォツキー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1147
おすすめ度の平均: 4.5
5 儲かる仕組みを作る
4 物語形式で説明する23の利益のモデル
5 戦略について考える主軸となる本!!!
5 すばらしい作品
4 繰り返し読みたい「利益モデル」解説書



■顧客ソリューション利益モデル
「理想的なSIerのスタイル」
「無料のコミュニティサービス」

最初はコストをかけて顧客の特色や経済状態にあわせてカスタマイズする形で自社のシステムを導入してもらう。最初は赤字や驚くほど低い利益だったとしても、顧客との良好な関係を作ることによる売り上げの増加と、メンテナンスに必要なコストが低減することによる後の利益増加を狙うモデル

精鋭型の上流工程が後のビジネスを見据えたプロフェッショナル集団であることがキーポイント。

将来の利益を見込んで現場をマネジメントしてる営業やPMって、どれぐらいいるのかな。あっても「どうせ値引きの言い訳でしょ」と信用されていないケースも。



■製品ピラミッド利益モデル
「10ドルのバービー人形と100ドル200ドルのコレクターズアイテム バービー」
「MacBookとMacBookPro」
「iPod nanoとiPhone」
昔の「Pentiumと、Celeron」

ファイアウォールとなる廉価でキラーとなる製品を販売することで、ライバルがより低価格な商品を販売する機会を奪い、高利益の商品を上流製品として売るモデル

ローエンドの製品とハイエンドの製品の認知が十分存在し、ローエンドはローエンドの価値を、ハイエンドはハイエンドの価値と認知を十分に提供できているケースにのみ成り立つ利益モデル。



■マルチコンポーネント利益モデル
「海の家やスキー場のカレーと、街中のカレー」
「オフィスグリコ」

「一つの製品」を企業向け、サークル向け、個人向けなどと複数の「適切な」クラスタに対して売り方を変えていくことで高い売り上げ、利益をあげるモデル

適切なクラスタの抽出がキーポイント。
特に顧客数が多い会社だと、数に圧倒され、得てして自分たちの顧客は見えていないもの。



■スイッチボード利益モデル
ワンストップの究極系
「ジャニーズ事務所」
「Google」

第一段階:ビジネスの進行に必要な基礎となる部品を提供できる1ストップの場を提供する
第二段階:この部品を生かすのに必要な推進力となるべき商品を組み合わせてソリューション全体の質を高めることで業界内の存在感が大きくなる
第三段階:量が提供できるようになり、業界にとって必要不可欠な存在となることで供給力や利益をコントロールできる立場になることでこの仕組みは完成する。



■時間利益モデル
「インテル」

アイディアや情報サービスのように特許が取れないタイプの独占できない商品は、他社に真似されることで利益の幅が小さくなっていく。それを防ぐために新製品の即時普及を狙い、他社が真似をして利益幅が下がっていき逆転してしまうまでに十分利益を上げられるようにするモデル。



■ブロックバスター利益モデル
「選択と集中、リスクマネジメント」

見込みのないプロジェクトを廃止しつつ、大きな可能性があるプロジェクトは熱い関心を呼ぶことをしらしめるようなモチベーションマネジメントが主体で、余計なコストをさげ、大ヒットを見込む製品への投資を増やし、競争原理を導入することでリスクヘッジも兼ねる形で、大ヒット商品を生み出す利益モデル

利益モデルというより、巨大な会社によるマネジメント手法の話。


寝落ちしそうなので、とりあえず今日はここまで

本書の利益モデル=ビジネスモデルを読んでいて思うのが、モデルという言葉で連想しやすい、「エレガントな構造は自動的に幸せをもたらす」と言った理屈だけでは実現しない。

「単調な作業をいかにこなすか」や「絶対これは正しいと思い続けられる自信と精神力」によってもたらされるものである。


ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
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