Winのプログラマなら常識だがWindows2003ServerやWindowsXPなどのOSが欲しいならこういう手がある。

Windows MSDN DX 優待版 52150円

これは開発ツールのVisualStudio.NETと、テスト環境用のWindowsOSがセットになったパッケージで価格が非常に安い。まともに買うと、VisualStudio.NET単体も、Windows2003Serverもこの値段では買えない。

それ以外に、開発情報のCDがもらえ、MSのソフトウエアのダウンロードができるサービスを、1年間得られるというパッケージである。つまり、1年以内に新しいOSや開発ツールが出た場合は、それも手に入るというお得な商品だ。

基本的に開発者の囲い込みに関しては、昔からMSは立派なもので、こういう形で安価に有償製品を手に入れることができる。もちろん制限はあって、ここで手に入れたOSを、社員のファイルサーバのような日々の運用に使ってはいけないなどの制限はあるが、個人ベースで普通に使うなら問題なし。そもそも、なんらかの形で開発と銘打ってしまえば、開発用途なんでしょうな。

それにユーザーが一人なら複数台のPCにインストールすることもライセンス上可能なので、2本XPのProを買うならこっちの方がお得になるケースもあるかと。XPとかWin2003は、それぞれ10台までアクティベーションできる。

また、このパッケージは、「優待パッケージ」という名前がついている。これは、アップグレードパッケージということなのだが、アップグレード対象の製品を見ると笑える。Java 2 SDKやEclipseと言った無償で手に入るプログラムが対象になっているのだ。これは、事実上Linux対策に格安で提供していると見るべきだろう。

WindowsServer2003は、マニアの間でもかなり評判が良い。インストール時に余計なサービスが入っていないため、動作が軽快との評判で、XPのリプレースにとチャレンジしている人もいるようだ。
f's remote juke boxのサーバーにもぴったしで、Win2003に付属してるWindowsMediaService9を使えば、ストリーミング開始時のプリロードを劇的に短くするファストスタートの恩恵を得られる。また、設定がとてもわかりやすいなどのメリットもあって簡単で良い。