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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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March 18, 2012

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前のエントリーでは、若干恐る恐る「画面の情報量は変わらない、見てるものが高精細になって楽しくなる」というのがiPadの特徴であることを書いたが、その記事は正しかったようで良かったです。

で、いろいろ試しましたが、一番良かったのはこれです。

日経新聞アプリ

(縮小表示しててもマズかったかな?!問題あったら即消すので教えてください)

この画像ではその凄さを知る事はできませんが、iPadだと10インチのモニタで記事の文章が読めます。

紙の新聞に比べると文字が小さいのは確かですが、読めます。

今までの全てのパソコン、Mac、iPadは、日経紙面の情報を全画面で表示しても、

「文字が小さい」に加えて「文字が潰れて表示されている」
=読むことはコンピュータの都合で不可能

だったのが、新iPadでは、

「文字が小さい」ですが「文字はちゃんと描画されている」
=読むことができる。(読めない人もいるでしょうが、それは人間の側に依存する)

iPad2で同様のものを拡大紙面状態で見ると、本文は点の集まりになっていて文字と認識するのは不可能ですが、新iPadでは読めます。

本当の意味で紙面を俯瞰し、大事な記事は、指で拡大して詳しく読むと良いと思いますし、俯瞰して、今起きていることを見るだけなら、拡大しなくても充分把握できます。

今まで日経アプリを使っていて、その一つの拡大操作(ピンチ)が不要になる事が大事だと思っていました。特にパソコンはマウスでの拡大縮小が面倒くさいです。

iPad+新聞アプリは、新しい価値が生まれたことを実感できます。

RSSやtwitterの情報を新聞みたいにしてくれるFlipBoardもこれぐらいの密度で情報をレイアウトしてくれると新しい価値が生まれると思うので、誰か作らないかなぁ。

2ちゃんまとめリーダーで圧縮レイアウトにすると、まとめサイトなら広告も含めて一画面で表現できたりするんですかね。

あと、この情報密度で本の情報を並べてあげることで「本屋」が作れるかもしれません。

本屋がネット書店に対する強みとして、

「視界に対する情報密度の高さ」

があった思うんですが、今までのパソコンは表示機能はチープだったことが理由です。

だから今まで電子書籍には「本屋が無い」という表現をしていました。

iPadの情報量なら、沢山の情報を一気に俯瞰して、欲しいものも欲しくないものも一気に知る事ができそうです。

今までコンピューターは、画面を次々に切り替えさせないと沢山の情報量を摂取することができなかったため、ユーザーの精神力、体力的に合わせて、情報を如何に最適化してあげるか?!というリコメンドが主流でしたが、これならセレンディピティを実現することができるようなります。

今日明日で、今すぐどうのというわけではありませんが、retinaディスプレイ以上の解像度がコンピューターのスタンダードになっていくと、また世界が変わると思います。

それを感じるためには、「新iPad」で「日経新聞」を購読してみると良いと思います。一番大事なのは、

「新聞の広告もちゃんと見える」

わけです。今までの日経アプリだと広告(とりわけ全面広告ページ)は多くの人には完全スルーされるか、劣化した情報で脳内が読まない判断していたと思いますが、今はより多くの情報を脳内で自動分析した上でスルーするか否かを決定していると思います。

この違い、そこ凄く大事です。

はっきり言って、iPad2以前とは全然違います。


過去の関連エントリーはこちら
新聞表示するにはPCの解像度は低いのです。
今のiPad、そのままのことが書いてあります。ようやく来ました。

画面サイズが大きくなると。
iOSのブラウザは、情報量を変えずに内容描画を高精細にするようにできているので上記の懸念はありません。
昔のWindowsは解像度が上がることに対して吸収できなかったんだよね。VBで作ったアプリとか即値レイアウトばかりだったでしょうし。次はMacOSのRetina化だと思います。(もうできるのかな)買い替える準備をしときましょうね。楽しくなりますよ。

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