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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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May 16, 2013

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高いレベルの人間同士の勝負というのは、「ミスをしないこと」が雌雄を決する。つまり、人間という基本構造が同じ者同士が、体力、技能、精神力、頭脳等を高めることで「ほんのちょっと他者より抜きん出る」ことにこそ価値があるんだと思う。

それに対して、コンピューター将棋は計算リソースも電力にも制約がないのは不平等だと思う。お腹すかないし、眠くもならないなら、能力の劣化要素がないじゃんか。

「人間対コンピュータ将棋」頂上決戦の真実【後編】
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コンピュータープログラムのロジックがしょぼいとか、バグがあるからというのは、コンピューター技術側の都合でしかない。それを高めることについては、コンピューターの進化にとっては価値はあると思うが、人間との勝負の文脈に持ち込む必要はない。

十分に進化したコンピュータープログラムであれば、人間同士のかけっこの勝負の世界に、F-1の車を持ち込んで勝負をするようなものだ。

コンピューター将棋も最初はミニ四駆だったかもしれないが、今は確実に人間は抜ける自動車レベルにはなってるらしい。ここでのポイントは、人間はどんなに早く走る訓練をしてもF-1にはなれないが、コンピューターはミニ四駆からF-1カーに進化できるということ。その前提で考えないと、文脈の違う勝負に人間が傷つくのは的外れだと思うし、再現性の勝負でコンピューターに勝てると思ってるならそれは慢心ではないだろうか。

そもそも心理的に戦いに影響しない「仕掛け」に人間が価値を見出してしまうのは人間らしい話だが、コンピューターにとっては計算結果の一つでしかない。

コンピューター将棋も、人間とやるのではなくコンピューター将棋同士、バッテリーや計算リソースに制約を持たせて、そのルールの中で戦うのであれば、実質、コントロールする技術者同士の技術力の戦いになって楽しいかもしれない。CPUが正しい計算をするという部分は平等な上で、プログラムやハードウエアの勝負になるからだ。

ゲームの原点が、もし戦争に起因するものであれば、常に電力が提供されるというのは、そもそもありえない状況のハズなので、電力に制約を持たせて、その範囲で戦うというのは理にかなってると思う。逆に人間をスタンドアロンのモバイルコンピューターとみなせば、コンセントにつないで、常にフルパワーを発揮し続けることはできないのだから、そこはあわせようよ。

それはさておき、人間による競技者が本当にコンピューターに恐れを抱くのは、コンピューター同士じゃないとできない面白い競技が出来た時かもしれないね。手塚治虫や松本零士の世界みたいだけどね。

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