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藤川真一について


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September 06, 2003

宮崎旅行印象[日常生活]
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人がいないところ好きのえふしんは9月に入ってから夏休みをとり宮崎に来た。

宮崎は、以前、知人の招待で来たことがあって、その熱帯ぶりと、食事のうまさに感動し、すごく気になっていたので、改めてやってきた。空港の周りはヤシの木が生えていて、なんでも知人の話だと演出で植えたんだという話を聞いたが、それはそれで海外に来たような印象が持てるところである。

今、シーガイアにあるシェラトンの28階に泊まっている。
このホテルは、リップルウッドに買収されたときに、スターウッドホールディングスだっけ?要は世界的なホテル会社に管理を委託され、シェラトンという名前に生まれ変わったということで、世界の中で、もっともお手軽で、お徳なシェラトンではないだろうか。

この部屋から見える夜景がすばらしい。部屋は3面の窓がついている角部屋なのだが、宮崎市内への眺望と、山側の眺望と、海側の眺望があって、夜景は山側の景色が良い。天気が良くて、モヤが少なければ、いわゆる、「光がまたたく夜景」が見られる。こういう夜景は都内では、なかなか見られない景色である。距離が遠いからなのか、高度が違うからか、なんらかしら空気の変動によって光の波長がゆらゆらするように見えるんだろうとか、理屈はよくわからないが、とにかく、「またたく光」は見ていて心地よい。

まぁここは宮崎なので、光の絶対量は、いわゆる夜景スポットの比にならないほど少ないが、ヤンキーやバカップルが横にいる夜景スポットよりも、エアコンが効いてかつ、自分だけの部屋というのが、夜景を楽しむ心地よさにとって、とても重要である。

また、朝は朝で海側の窓のオーシャンビューがすばらしい。気がついたのが、海は、ずっと向こうまで海なので、ベッドの上で横を向くと海が見える。この大きな3面の窓が開放感が高く最高の部屋だと思った。

さて、景色はさておき、何故、ここが商売にならない理由はよくわかった。

まず、飛行機から降りてすぐ、シーガイアに行く方法がまともにないのだ。タクシーか、1時間に一本しかないバスしかない。

思わず予定外のレンタカーを借りた。ここでお金がかかるし、免許がない人はアウト。

シーガイアからは、市内にバスが出ているそうなのだが快適に楽しむなら車は必須。他の都市のように公共の交通機関がさほど発達していない印象。ということで、ホテルのタクシープールには沢山タクシーがいるけどね。

そして、もう一つ、この都市はインフォメーションユーザビリティというのか、情報や人の対応がとても悪い。

まず、レンタカー。日産レンタカーでキューブを借りたのだが、空港のカタログでは現行のキューブで、わざわざ安いマーチじゃなくて高いキューブを借りたのは、新しいキューブに乗りたかったからなのだが、出てきたのは前の型のキューブだった。それだったら、マーチにした方がよっぽど良かったのだが、なんの説明もなく、すべての手続きが進み、そんな車が出てきた。かなり( ´・ω・`) ショボーンである。
割と有無を言わさずという印象だった。さらに、何にいくら値段がかかっているのかも、よくわからなかった。聞かないこっちが悪いと言われればそれまでだが、元の計算から3~4000円ぐらい高かった。

で、経験からすると、客が車に乗る前には、現行の傷などのチェックなどをさせて、傷がつけた/つけないの同意をするものだと思ってたが、そんなものもない。前日予約もなく、突然来た客にはそんな対応なんかなー。ただの在庫処分と思われても仕方ないんじゃない?

さて、そんな悲運なスタートだったが、シーガイアのインフォメーションの設計はどうなってるんだろうか?いろんなところで、情報が見えないことが多い。特にお店などのインフォメーションが足りないと思う。例えば、シェラトンの横にはショッピングモールがあるらしいのだが、これは駐車場から歩いて散策をしていて存在に気がついた。こういうものは、泊まった部屋ですぐわかるようなパンフレットを置くべきだろう。ここで商機を逸しているとつくづく。

シェラトンの接客態度などはとてもよい。また、レストランやカクテルバーなど、夜楽しめるお店がちゃんと揃っている。カクテルバーでは、外人の歌手が70年代ぐらいの歌を歌っている。また別にバーがあって、そっちではジャズの生演奏が楽しめる。

今日は、これから中にある居酒屋で黒霧島を飲みにいく予定。

交通機関がイマイチなんで、酒飲むならシェラトンで済ますのが一番かと。どこも値段は高いんだけど。まぁ年一の夏休みなので、ケチってもしょうがないしね。今まで、いろいろケチってきた結果、金をかけないで、良い物を手に入れるのは旅の素人には難しいということがよくわかったので。

話は変わって、宮崎のポイントは肉。宮崎牛は、なんでも神戸牛の子牛OEM元だったりする話を小耳に挟んだことがあって、現実、かなりうまい。また鶏肉もうまい。空港に出店してる鶏肉料理屋さんで、地鶏ご膳なんてのも前回も今回も食べてしまった。炭火焼の黒くなった鶏肉が特徴ね。また、冷や汁という、キュウリが入った冷たい味噌汁みたいのをご飯にかけて食べる。これがさっぱりしていて、肉料理にはぴったり。

また、宮崎牛の焼肉も食った。とても車じゃないと行けないところだったのだが、地元チェーンの焼肉屋さんで食べたんだけど、おなか一杯食べて二人で3000円ぐらい。昼の定食で、二人分の骨付きカルビセットで1000円前後。それに、すごく大きなエリンギと、ドリンクを頼んだという内訳。激しくお買い得。

お肉がやわらかくジューシーで、どのぐらい焼くと、柔らかさと、焦げ目の香ばしさの両立ができるか?と焼き方を考えたくなるほど良い肉。東京では、この値段で、この味とこの量は食べられません。質を捨てれば、腹いっぱい食える店は、いくらでもあるけどね。

やはり思ったのは宮崎の弱点は、製品の質に対するブランド力のなさ。上記のインフォメーションや接客態度の悪さも全部繋がってるんじゃないかと思うんだけど、主張やプレゼンテーションがすごく下手な県民性なのかなぁ。

焼酎なんかもそうなんだけど、商品のクオリティは高いのに、いろんなブランドが東京で全然無名だったりするのは、すごくもったいない。以前、宮崎に行ったときに、芋焼酎は東京の若者に絶対受けると思ったのだが、今、焼酎ブームだもんね。芋くささというのが芋焼酎のコンプレックスらしいのだが、それ自体は、もう時代遅れの発想で、麦のアルコールランプ感に比べたら、しっかり味わいがあって、かつさっぱりしている芋焼酎は、カクテル世代の僕らには絶対にいけると思ってたし。

こちらの人に言わせると、焼酎には「食中酒」という言葉があるそうだ。要はワインやビールは必ずしも普段の食事にあわない。甘かったり、苦かったり、どちらかというと、お酒そのものを楽しむものと言えよう。日本酒もそうである。
しかし、焼酎は水みたいなさっぱり感を持って飲めるので、食事をおいしく食べるための、お酒という意味で、食中酒といえるのだ。
これは、明らかにすばらしい独自性であり、この辺をもっとアピールすれば、絶対にもっともっと売れていいお酒だと考えている。

さてさて、宮崎、駅前の商店街なども歩いてみたが、土曜日なのに全然人がいない印象。地方都市ってこんなもんなのかもしれないけど、商売成り立つのかなぁと心配になる。宮崎の人は、いったいどこで遊んでるんだろうか。これって東京に慣れすぎたせい??

支離滅裂に思うところを書いてしまったが、とりあえず、シーガイアが潰れてなくなったと思ってる人は、かなり多いと思うんだけど、(実際、会社の人に宮崎行くって言うと、あれまだあるの?って大体、言われる)、これはTVが持つ、瞬間的な情報伝播の幅広さと、その後のフォローをしない無責任さの賜物であり、実際のところ、外資の荒波にもまれて、よりお買い得のリゾートにはなってるんだろうなぁとはつくづく感じる。買ったところが、ハゲタカファンドと言われているが、実際、その道のプロが再生をして、より高い価格で売るわけで、シェラトンのノウハウが入っているなど、我々消費者にとっては、いいことづくめだと思う。

あとは、そもそも論として宮崎という街がどうか?って話だけだな。海はすごくきれいなんだけどねぇ。

ちなみに、かかっている予算は、

飛行機:バーゲンシェアで片道9000円
28階以上のオーシャンビューの部屋 15000円/人日ぐらい。
レンタカー 48時間で17000円ぐらい。(マーチなら1日5000円ってプランがある。)
その他飲食代

バーゲンフェアみたいな格安の交通機関があれば、東京からは、かなりお買い得かつ、楽しめるリゾートだと思いますよ。実際。この部屋に泊まれるんなら、中流家庭の贅沢って感じで、また来てもいいと思った。せっかくシェラトンに泊まるんだから、次は、レンタカーの質にこだわりたいかもね。

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