January 26, 2005
ボタンの反応、遅っ・・・。
加入しているケーブルテレビ(J-COM)で、Mpeg2ストリーミングのVideo On Demandのサービスが始まった。メジャーサービスによる、高品質なVODサービスは国内初ではないだろうか?
Video On Demand(VOD)とは、ユーザーが見たいときに見たいコンテンツを、そのユーザーのためだけにビデオを流す方法。レンタルビデオと同じようなもの。1ユーザーごとに回線帯域やサーバリソースを消費してしまうため、Mpeg2品質のものはなかなか難しかった。
という事で、すぐにVODサービスを利用可能なJ-COMデジタルというプランを契約した。
パナソニックのセットトップボックスが設置され、地上波デジタルや、ペイパービュー(映画館に有料で入るような視聴形態)が利用できるプランである。
このセットトップボックスは、EPG(電子番組表)による番組選択ができる。さらにチャンネルを回すと、今流れている番組名が表示されるなど、TV視聴が楽しくなる仕組みが入っている。特にCATVでやっている映画はマイナー映画ばかりだし、多チャンネルでザッピングが基本なので、何だかわからないコンテンツは見る気がしない。そういうときにタイトルが表示されるのはありがたい。
ということなので、非常に良いことづくめかと思いきや・・・、大問題が一点、
遅い!このセットトップボックス。
番組表上のカーソル移動や、VODサービスのコンテンツのジャンル選択などのコンピュータ画面の操作性が非常に悪い。
今現在、VODは非常にコンテンツ数が少なくて、正直、まだまだこれからという感なのだが、もしここに大量のコンテンツが入ってきたときの検索性は最悪かも。
組み込み系のアプローチだと、こういうのがついてまわるんだよねぇ・・・。ハードウエアスペックが、こういうソフトウエアを処理する性能が低い。組み込みOSのグラフィック描画が遅いのかは知りませんが、PCベースでインターネット経由でもVODできるようにして欲しいです。ホント。
あぁセットトップボックス的には時期尚早か。Mac miniベースのSTBでないかなぁ。有償交換でも飛びつくよ、絶対。
しかし、何はともあれ家で高品質なVODが体験できるようになったのは感動です。
お店紹介の無料コンテンツを見ていたら、最後のところで映像が止まりました。これはVODの証(笑)
なんかこの辺のコンテンツの用意の仕方は、2001年頃のストリーミング企画みたいで笑えた。コンテンツがないねぇ・・・って嘆いてた頃。
はやくVODでキラーコンテンツ用意してください。誰もが見るようなコンテンツを。
マイナー日本映画とかでも良いけどね。シャコタンブギ見たい。