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January 15, 2004

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権利化されてない特許は、本当につまらないのも多いので、なかなか魅力的な特許が見つからず間が開いてしまったが、これは割と面白い特許。

自分の好きな著名人などの商品購入パターンを使ってECサイトの商品紹介をパーソナライズしてくれる特許出願。

【公開番号】特開2002-207901(P2002-207901A)
【発明の名称】電子商取引 システム及び電子商取引 方法
【出願番号】特願2001-337767(P2001-337767)
【出願日】平成13年11月2日(2001.11.2)
【審査請求】未請求
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社

【F-shin解釈】
Amazonなどで、「この商品を買っている人は、これも買っています」というオススメが出てくる。これがパーソナライズという奴である。数年前にはやり、専用のレコメンデーションエンジンの製品もあったのだが最近ではすっかりなりを潜めてしまった。理由は必ずしも欲しいものが出てくるわけではないというもので、対コスト効果が合わないというものらしい。

参考:パーソナライゼーションは割に合わない?

この特許出願によると、自分の好きな(尊敬する)著名人の購入パターンを元にオススメの商品を教えてくれる。これにより衣服などで、著名人が「今、欲しいと考えている」服を買うことが可能だ。

【F-shin考察】
この手のものはAmazonが進んでいる。レコメンデーションやカリスマレビューワを作る仕組みなどであるが、この特許は、もっと強烈なアイディアと言えるかもしれない。イメージとしては、商品一覧のソートの基準として、日付順とかじゃなくて著名人フィルタでソートをするようなイメージだ。

例えば、衣服のECサイトがあって、トータルコーディネートを松島奈々子風にしてくれるとかだったら結構面白いんじゃないかな?CMそのままの服が買えます!だけだと芸がないし、いかにもステレオタイプ的という話になるが、これならば良い意味でセンスが磨かれるかもしれない。

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